安全研修7月度実施

今月は、だいぶコロナ感染者が増えているため開催するか迷いましたが、時間を短縮する形で実施しました。
夏休みに向けて子供の動向について十分注意するように話をしています。
また、7月7日は県警HPによると横断歩行者等妨害等取締強化日であることや、7月11日より夏の交通安全運動が実施されることなどを伝え、その期間だけ気を付ければいいわけではないものの、より一層気を付けるようにと注意喚起を行いました。

荷主さんでは、ひねった・挟んだ・墜落した・落としたと様々な事故が起きてしまっているようですが、弊社でも、縁石にタイヤを擦り付けてパンクさせてしまうという事故がありました。
人も絡んでおらず、単にタイヤの修理で済む内容ではありましたが、今一度注意をと周知しています。

更に、もしぶつけるなどあった際に現場の人から「いいよいいよ!」とか、「大丈夫!」とお声がけいただいたとしても、会社に連絡を入れるようにと話をしています。
これは、実際にそういった事例ののちに、「あの件はどうなった?」という問い合わせが後日あったために報告漏れとして処理される件が起きてしまっていたためです。

そこで、事務員も含めいま社員の皆さんにお願いしているのは、情報共有は三角形を描いてほしいということ。
ぶつけたとしたら、相手と会社、本人で三角形を描き、それぞれに状況を伝えることをしなければ、情報の欠落や間違った情報が伝わる可能性があるためです。

熱中症などについても、暑熱順化などのほか、水分だけでなくミネラルもと、いろいろ話をしています。

また、5月13日より法律が変更となり、はみだしについて長さ方向の1.1倍から1.2倍に変更。
更に、幅方向ははみだし禁止であったところが1.2倍まで緩和された事(ただし、左右偏りなしでの積み付けが必要)
についても伝えています。

運転手さんからは、「横断歩道では自転車の扱いについて歩行者同等なのか?」という旨の質問があり、道交法38条によると「信号のない横断歩道を走行するときは、歩行者や自転車が明らかに横断しようとしていない場合は通行してよい」という内容になっていることを伝えています。
なので、横断歩道周辺に歩行者や自転車がいた際には徐行・一時停止が必要なこともあわせて伝えております。

なお、歩行者さんが身振り手振りで「いっていいよ!」としてくれた際にも、現場を見かけた警察官の裁量次第で検挙されるという事件も起きているようなので、十分注意されたいとも伝えました。

会議の後、トレーラー運転手さんたちと共に駐車場まで行き、カプラのグリスアップ(グリス交換)をしました。
やはり、定期的に行わないと、土ぼこりを含んで泥の塊のようになってしまうので、今回、金属製のヘラやプラ製のへらを用意し、こそぎ落とすことまでしました。
これで、また数か月はグリスアップするだけでメンテナンスが十分になってくれると思われます。
カプラには、物にもよりますが数か所グリスアップポイントがありますので、車両説明書などをご確認ください。
参考に、HINOさんのPDFを載せておきます。
https://www.hino.co.jp/ts/after_service/for_customer/pdf/20180201_2.pdf

では、暑い日々が続きますが、ご安全に!

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2022年7月2日