安全研修6月度実施

今月は健康診断も予定されているため、通常の朝8時30分からではなく、8時からの開催としました。

まず、各運転手さんへのお願いとして、情報を会社からもらうのを待つのではなく、自分から発信してほしい旨を話しました。
というのも、運転手さんからすれば1対1で話していることですが、管理している側からすると1対多数になってしまいます。
もちろん、忘れるつもりで聞いたふりしているわけではないのですが、つい漏れてしまったり、行き違いが発生してしまったりといったことが起こりえます。

こういったことを起こさないためにも、相互に確認をしていくことが重要であり、期日がある物で言えば、事前に・数日前に・直前に確認を取ることで、お互い失念することを避けられるなどの話をしています。

別件で、いつも給油している給油所がタンクの検査のために利用できなくなることや、車線のラインがおかしいところなどの調査が来ている件などを伝えています。

荷主さんからの情報では、トレーラーの横転事故、ブーム格納忘れての接触事故、墜落、商品落下などが起きているため、同様の事故を起こさぬように(巻き込まれないように)周知しました。
また、別の荷主さんの構内では、燃料である軽油をこぼしてしまったという事故が発生した模様ですので、給油口のキャップについて、給油時はきちんとはまっているか確認(家を出るとき、鍵かけたか「ガチャガチャ」しますよね!)するように話しています。

ほかにも、誘導してもらいながらの後退で、卸先の商品に接触してしまうとか、すり抜け時にミラーに接触、フェンスに接触などの事故もあったようです。
こういった事故と同じような不注意な運転による事故として、出発時にフルステアで発車すると、オーバーハングで壁や隣の車にぶつけてしまうことや、後2軸や2軸・3軸トレーラーですと、最後軸が外側にずれる為、歩道の立ち上がりに側面を押し付ける形でパンクしてしまうことなどを話しました。

また、健康面の話では、産業医さんの話として座りすぎというものがありました。
腰に対する負担は大きく、また座りすぎであることから死亡リスクの上昇もあり得るとのこと。

そして、これからの季節、熱中症についても十分注意してもらいたい旨を毎年の話ですが周知しています。
特に、つい先日は部活で意識を失った部員を部所有の車で運んだところ死亡したという事故も起きています。
意識がない時点で即、救急車を呼ぶべき状態であるのに、学校に救急車が来ることを嫌がったのか、そもそも救急車を呼ぶべきレベルであることを認識できていない(=知識がない)状況であったものと思われます。

暑熱順化(暑さに体が慣れる状態)も、連休などでその順化が解除されてしまうとまた少なくとも数日間は熱中症に特に注意しなければならなくなります。
最近は暑くなったり涼しくなったりが続いていますので、読んでくださる皆さんも、体調には十分お気を付けください。

バリウム・・・

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2022年6月4日