安全研修2月度実施

今月は通常通りの会議開催となりました。

残念なことですが、新人の運転手さんが1名、会社を去ることになってしまったため、このことについて運転手さんたちに説明しました。
概略を申し上げますと、荷主様構内での行動基準を守ることができず、(ここ10年でもなかったことなのですが)このままではいつまでたっても独り立ちできないという事態となってしまいました。
このため、ご本人とも「運転手ではなくほかの職種で一緒に仕事しないか」という内容の提案(ご本人はとある資格をお持ちでした)をしたものの、あくまでご本人は「運転手として仕事をしたい」ということで、退職を選択されました。
人柄はとても良い方だったのですが、レバーブロックの扱いについて1ヶ月経ってもうまく対応できないとなると、さすがに教えている側の先輩運転手さん達も「ちょっと・・・うーん・・・人柄はいいんだけどねぇ・・・」という反応であったため、運転手さんが退職されることは会社としても残念ですが、また別のお仕事での活躍を願うばかりです。

弊社では、3か月に1度、産廃処理を行っています。
来月の3月がその月にあたるため、角が丸まってしまった台木やすり減った当てゴム、割れた当て板などについて、所定の場所にまとめるように指示しました。
ただ、以前その場所に外部から持ち込まれた画面の割れたテレビが置かれる(不法投棄される)ということもあったため、事前に会社に相談し、受け入れの日時を事前に打ち合わせて立会いの下処理するということで話し合いました。

ほか、いつものように荷主様で起きてしまった事故類についても情報展開を行い、火災や挟圧(挟まれ)、雨濡れ、接触、オイル漏れ等様々な事故が起きていることを説明。
毎回おなじことになってしまいますが、同様の事故を弊社から出すことの無いように気を引き締めていただきたいと伝えています。

また、相変わらずのコロナ禍。
全ての行動を制限しろとは言わないですが、蜜を避けるなどの基本行動は守るようにお願いをしています。
そして、強制はしませんが、既にコロナワクチン3回目の接種が始まっています。
接種できる人で、接種したい人は申出てもらえれば、接種の翌日や翌々日を休みにすることも可能であることを伝え、今回の会議については終了としました。

皆様も、ご自愛ください。

2022年2月5日

安全研修1月度実施

あけましておめでとうございます。
今回は、年始の関係もあり(せっかくの年末年始のお休みが分断される為)会議の実施は8日としました。
また、昨日7日は大した雪でもないのに大騒ぎになり、運転手さん達も苦労した為、この話題が最初に話されました。
※担当者は最近行けていませんが、スノーボードなどにも行っていたため、神奈川で降る程度のちょっとした雪で大騒ぎになるのを正直あきれています。(車乗るならスタッドレスなどの雪道対策するのは当然の義務ですよね!)

昨日は大渋滞で、たった16kmの距離を8時間かかった運転手さんもいたため、事故自体は無く何とか乗り切れたことを話しました。
また、別件ですが、昨今騒がれているアドブルーの品薄についての話も出ており、弊社が利用しているスタンドでもついに「1回の給水で10Lまで」という制限がついてしまったことを伝えました。

労基署からの情報で、腰痛災害防止についての講習をしているかという話がありましたので、この情報展開も行っています。
①落ちる方向への背を向けての作業をしない
②運転席への上り下りは3点支持で
③作業中は滑りにくい靴で
④”ながら”動作をしない
⑤交差点で指差し呼称
⑥準備運動
の、以上6点について改めて周知しました。

ほかに、荷主様で集計している事故事例などについても周知し、同じく荷主様の産業医さんからの健康管理などについての話や、「自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」で定められている項目を1つ、運転手さんたちに伝えて終了としました。

 

雪道で苦労された方も多かったかもしれませんが、イライラせず、安全運転でお願いいたします。
あと、雪道をノーマルタイヤで走行すると法令違反!という話がすでにテレビなどで報道されています。
雪が降ってノーマルタイヤの場合は車に乗らないのはもちろん、無理に乗って道路上に放棄するなどもってのほかです。
スタッドレスタイヤを装着しているドライバーさんは、その購入費用や装着の手間(または手間賃を払って装着を依頼)をかけています。
他人に迷惑をかけないという小学生でも知っていることを免許を持った大人ができないというのは何とも情けない限りです。

2022年1月8日

安全研修12月度実施

やっとコロナも収まった状態がある程度続いているようですが、第6波は必ず来るといわれています。
人はどうしても慣れによって感染対策がおろそかになってしまいがちですので、今のうちから今一度、マスクや手指消毒といった基本を徹底するように、皆様もお気を付けください。

今年最後の安全研修を実施しました。

荷主様構内での側壁にぶつかったという交通事故や、ドアを開けたら後ろから来た自転車の方の肩にあたってしまったなど様々な事故がありました。
とくにドアを開けたら…の事故に関しては、弊社では2段階でドアを開けるように指導しています。
これは、少し開けて後方を目視することの他、風が強い日など特にそうなのですが、風にあおられて一気にドアが開き、ドアが開いちゃいけない角度まで開いてしまう(壊れる)ことがたまにあります。
この対策のためには、2段階で開く事や、しっかりとドアの握りをつかんで乗り降りすることが必要だからです。

ほかにも、逆光で前が全然見えない中、携帯電話をいじったがために前方停車車両に気づくのが遅れ、ほぼノーブレーキで突っ込んでしまったという追突事故があったとの情報共有があったため、この点についても周知しております。
当然、携帯弄って運転することは罰則強化もされていますし、事実こういった事故の原因になっています。
皆様も安易な気持ちで携帯をいじっての運転は控えていただきますようお願いします。
安易じゃなくてもダメですが。

また、客先構内にて停車(待機)中、ほかの車の邪魔になりそうだからとバックでどいてあげようとした際、焦ってしまって建屋にぶつかってしまうという事故も起きているそうです。
聞いた範囲では、”ありがち”な事故ではありますが、こういった際に周りに気を遣うことは当然のこととして、慌ててこういった事故を起こしてしまったら当然自分に非があるわけで、「焦ることはない」ことや、いったん下車して後方の壁との距離を確認するように話しています。

更には、トレーラーの荷台をシートを外すために歩いていたら、ワイヤーに引っかかって転落したという災害や、2人で作業中に一人が取り落とした台木がもう一人の足に!という災害などが情報展開されていたので、この内容についても運転手さんたちに伝えました。
※いわゆる5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が必要という話をしています。

最後に、荷主様の産業医さんからの案内で、飲酒についても話をしています。
適正な飲酒量や体質、体調による変化などの話をしました。

皆さんも、法律で禁じられていますし、テレビなどでもさんざん取りざたされている飲酒運転については絶対にしない、させないことが重要です。

自分・相手・自分の家族・相手の家族・自分の会社・相手の会社・・・
どこをとっても不幸にしかなりません。
しかも、もうすぐ第6波がと取り沙汰されている昨今。
みんなで酒飲んでという気持ちもわからないではないですが、節度を以って、感染対策を忘れずにお酒を楽しんでもらいたいものです。

2021年12月4日

安全研修11月度実施

今回は、以前(といっても何年も前)に弊社で起こしてしまった凍結した橋の上でのスリップ事故のビデオ(※ちょうど担当者がホームビデオを持ち合わせていたので、凍結状況や交通状況などを記録のために撮影したものです)をプロジェクタで映し出し、これからの寒い時期に同様の事故を起こさぬ様注意喚起をしました。

また、同時にドライブレコーダーに写っていた車内の様子についても上映しました。

なお、ドライブレコーダーに写っていた事実という話では、別件の車線変更における事故についても事例紹介を行いました。
内容は、高速道路を車線変更したところ、後ろから法定速度を大きく上回って”かっとんできた”ワンボックスにあたったというもの。
当時運転手さんは記憶があいまいで、「あれ?ウィンカー出したっけ???」とはなしたりと、定かでない様子でしたが、ドライブレコーダーに写っていた・・・というより、録音されていた「ピッ…ピッ…ピッ…」という、トラックではおなじみのウィンカー動作音が決定的なものとなり、ウィンカーは出していたことが証明されました。

ほか、これからの季節、「ネコバンバン」も考えるようにと話しました。
トラックもそうですが、乗用車も気を付けないと猫がエンジンルームが悲惨なことになりかねないので、こういった案内もしています。

さらには、車輪の脱落事故に備えた日常点検や、日常動作の話では3点支持による車両への上り下り。
クレーン付近では、吊り荷の高さの1.5倍は離れるという話、契約外作業の話、車間距離の話、運転中の履物の話などが話題に上がりました。

このほか、現行法規では進行方向へは0.1倍、左右幅は禁止となっているはみだしについて、来年5月頃からともに0.2倍までOK。ただし、ともに0.1ずつ合計0.2迄という話を案内しています。

法律も、変わっていないようで意外と変わっていくものです。
それに追いついていくのは大変ですが、時にはこのように運送業にとってプラスといえるいわゆる規制緩和と思われる変更も時にはあります。

そんなことより、特殊車両通行許可申請について、もっと簡単にしてもらいたいものですが。。。
では、皆様も体調管理にお気を付けください。

2021年11月12日

安全研修10月度実施

今回、退社した運転手さんもいましたが、入社してくれた運転手さんもいました。
トレーラーの経験がない為、この研修も含めて1か月ほどで独り立ちできるものと思います。
※大型トラックの経験がある方の為、もしかしたらもっと早く独り立ちできるかもしれません。

さて、今回の会議においても、お客様先でのトラブルについて情報共有を行いました。

サイドブレーキのかけ忘れによる逸走事故。
クレーンからの商品落下事故。
車両火災事故。
後退時の接触事故。

このほか、最近の車で気を付けなければならない、「自動ブレーキの作動により積載した荷物が前方への荷ずれを起こしてしまった」という事故もあったようです。
ぼーっとしていたなどで、運転手本人に原因があった場合は、むしろそれだけで済んでよかったねという話になりますが、乗用車などの急な割込みにより作動したという話であったとしたら、ほとんどの場合その原因となった車両は逃げてしまうでしょうから、その責めを負う運転手としてはやるせないものがあると思います。
※ドライブレコーダーなどの証拠があれば、また対応が違ってくるかと思いますので、こういったことを例に、運転手さん達にはドラレコの重要性を説明しています。

また、お客様先の産業医さんから、渋滞等で雪に埋まり、車内に一酸化炭素(排気ガス)が充満して命を落とすという事故が年に数件起きている話がありました。
トラック・トレーラ(トラクタヘッド)の場合、乗用車に比べて排気管の位置が高いことや、排圧が高いことなどからあまり聞かないように思いますが、通勤などで使用する乗用車では(私用では)あり得る話なので、この点についても話しています。

相変わらず、コロナウイルスは克服できていませんが、皆さんもご自愛ください。
では。

2021年10月9日

安全研修9月度中止

緊急事態宣言が発令されたままの現在、宣言は9月12日までとなっていますが既に月末まで伸ばすかという話になっている状況。
よって、弊社では少し早いですが今月の安全会議も中止としました。

本日の東京の感染者数はやっと2000人を切ったようですが、それでもかなりの数字です。
BBQや酒を飲んで騒ぐ”痛い人”もいますが、大多数はまじめに家と会社の往復をしているものと思います。

こういった状況になると、中国のような監視社会で「羽目を外した人」には医療を提供しないなど、一つの方法だよなと思ってしまいます。
※もちろん、弊害の方が大きすぎてそれを望むわけではありません!

とはいえ、日々の生活を慎ましく送っていたにもかかわらず罹患してしまった人が、BBQなどで遊んでクラスターに巻き込まれた人のせいで病院に入れないというのは何とも納得ができないものです。
だれにでも平等に医療を届けるというのは本来の姿ですが、現状の”命の選択”が必要になる場合において、その”優先順位づけというのはどこかで必要ですよね。

2021年8月30日

安全研修8月度実施(健康診断)

今月は健康診断もあり、時間をできるだけ短くしての開催としました。
会議では、事故が相変わらず起きていること、熱中症に気を付けること、3密ではなく、そもそも密となる行為自体を改めるように伝えました。

しかし、この騒ぎは一体どこまで続くのでしょう。
後手後手と糾弾されながら一向に先手を打つということをしない政府。
何事も”お願い”や”自己判断”を強要し、責任を民間に押し付ける態度。
誰のために強行するのかよくわからないオリンピック。
※選手の皆さんを非難しているのではありません。

しかしまぁ、菅さんてこんな人だったんだなと思い、2番手が適任の人であると再確認したこのごろです。

2021年8月7日

安全研修7月度中止

今月の安全会議についても、状況を鑑み中止といたしました。

早くこの騒ぎが収まること、コロナに罹ってしまった方は一刻も早い回復をお祈り申し上げます。

2021年7月2日

安全研修6月度中止

巷では、高齢者へのワクチン接種が遅いと騒がれたりしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

弊社では、5月28日に緊急事態宣言が6月20日まで延長されることが決定されたことを受け、6月度の安全会議を延期することとしました。
引き続き、運転手さんおよび事務の社員ともども、不要不急の外出をできるだけ避け、家族はもちろん会社や地域でクラスターや変異ウイルスへの罹患を避けるべく行動を求めてまいります。
※強制はできませんが、各人の普段の行動として3密やマスク着用、アルコール消毒やソーシャルディスタンスを意識するようにお願いしています。

早くワクチンがいきわたり、食事や買い物が自由にできるようになるといいですね。

2021年6月4日

安全研修5月度中止

いつになったらこのコロナ騒ぎが終息するのでしょう。
やはり、ワクチンですよね。

そしてそのワクチンでさえいつ駐車してもらえるかわからないのが現状。
ご存じの通り、緊急事態宣言が再度発出されているところですが、延長されることもあり、当初8日としていた安全会議を延期することといたしました。
(本来月初の土曜に実施しますが、ゴールデンウイーク真っ只中に会議を実施することは、毎年避けています。)

皆様も体調管理はもちろん、マスクやアルコール消毒について慣れによる省略をしないよう、ご注意願います。

2021年5月6日