安全研修1月度実施

あけましておめでとうございます。

毎月、初めの土曜日に開催している安全研修ですが、時として例外が有ります。
今回のような祝日で、連休のど真ん中になってしまう場合(ゴールデンウィークもそうですね)や、外部の講習に参加するか外部から講師を招聘(しょうへい)する時です。

ということで、今回は最初の土曜日である1月3日ではなく10日に実施となりました。

 

内容としては・・・

Gマーク認証取得について
その経緯と取得で終わりではなく、これからもそのレベルを維持していくことが重要であり大変であること。
と同時に、車輌の入れ替えを出来るだけ頻繁に行っている以上、運転手さんには内外ともに車輌を綺麗に維持してもらいたいことを伝えました。

事故事例
荷主の構内で、追突事故が頻発しているようです。その原因として挙げられているのが、助手席においた荷物や、フロントガラスとの間に差し込んだ書類が風や加減速などにより落ちそうになったため、これを押さえようと前方不注意になったなどです。
みなさまも、追突など事故には十分お気をつけ下さい。

交通事故死者数
毎年・・・というか、もう10年以上愛知県が1位を独走している状態だったのが年間の交通事故死亡者の数です。
これが、去年11月の時点で「神奈川県が1位になるかも!」ということで警察も相当頑張った様です。
その結果、なんとか2位に落ち着いたようです。
我々も、どんなに配慮しても運送業という仕事をしている以上その可能性を0にすることは難しいのが現状です。
路面凍結や降雪などの季節的要因も含め、事故を起こさぬよう指導しております。
※自社での冬季事故事例を、ドライブレコーダーの動画及び当日撮影した画像を元に紹介。

タバコを吸う場所
こちらも荷主構内での出来事なのですが、最近の分煙(嫌煙)や火気の取り扱いという点からしても指定された場所でしかタバコを吸うことができなくなっています。
これは街中でも同様で、喫煙者は肩身の狭い思いをしていると思いますが、隠れてタバコを吸い、吸い殻を放置した者がいたらしく、議題となっていたため周知しました。
たばこをやめて何年も経つ担当者は、昔は新幹線や飛行機でも吸えたのに「大変だな・・・」などと思いつつ、大人の嗜好品なのですから、最低限決まりは守ってもらいたいと思うわけです。

自分の身を守るために
構内の横断歩道を横断中、轢かれて死亡するという事故が起きています。(新聞記事にも)
この件について、歩行者側及び運転手側としてみた場合の注意を行いました。
歩行者側として
・出来るだけ明るい服装を身につけること
・反射リストバンドや反射材付きのスニーカー、ライトなどにより運転手に気づいてもらえる要素を取り入れること
自分の身を守るためにも、周囲を通行する運転手に気づいてもらうことが第一です。
運転手側として
構内では歩行者優先が励行されているがために、むしろ歩行者が傍若無人な振る舞いをすることが増えています。確かに安全の確保は運転手側の義務かもしれませんが、いくら歩行者優先だからと言って安全確認(横断時の左右確認)もしないというのは違う気がします。
とは言っても、実際に事故が起きてしまえばそれどころではないため、「突然進路を変更して横断する”かもしれない”」という「かもしれない」運転をする必要があるよねと、話しました。

この他に
「誤出荷」や「切った」「挟んだ」「コケた」・・・と起きているようで、ほとんどの事故は基本に忠実に(基準を守って作業)していれば防げた事故ばかりであり、この説明も実施。

今年一年、事故なく過ごせるようにと話して散会となりました。
今年も一年、よろしくお願い致します。

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2015年1月10日