安全研修11月度実施

今月は弊社運転手によるバック事故があったため、この件をまずは全運転手に対して周知しました。
内容としては、後方にあったタンクに接触し、そのホースを破損させてしまったというものでした。
すぐに対応できたため、大事にはならなかったものの、これが物損ではなく人であったらということがあるので、周知しました。

また、荷主様構内であったため、配達先で事故を起こすよりはまだこちらの対応について汲んで頂く事ができたことも幸いでした。

さて、相変わらずキャビンからの乗り降りでの踵の骨折や、錆や傷等の製品品質に関わる事故、キャビン内での錆びたスプレー缶の破裂(底抜け)事故などが起きているようです。
スプレー缶の保管を工具箱にするという話のほか、エアコンの吹き出し口で暖められる事を考えなければならないこと、更にはペットボトルの清涼飲料水についても飲みかけを放置すると破裂することがある事も伝えました。

他には、パレットが破損してしまい、商品が荷崩れするという事故も起きたようなので、各車両の荷台について確認するように指示を出しています。
その他、荷ずれ、水濡れ等の品質事故は起きているようなので、シートの穴などについても注意するよう話しました。

世間を騒がせている、スペアタイヤの落下による乗り上げ事故、その車両を避けようとしたトレーラーが退避していた母娘を轢いてしまったという事故についても話しています。
特に、弊社車輌には吊り下げ金具だけでなく、ワイヤーにて万が一吊り下げ金具が外れても引きずるだけで済むように対策はしています。
それでも、日々の日常点検において緩みやサビの具合など確認しておくべき項目はあるため、今一度スペアタイヤの取り付け状況を確認する様にと指示しました。
また、高速道路などで事故・故障のために停車する場合、三角停止表示板が必要ですので、各自その位置を確認し、もし持っていない場合は会社の保管する予備品を支給する旨伝えました。
先日も故障により三角停止表示板を使用した車両があったのですが、後続車に壊され、逃げられるということもありました。
これが、もし三角停止表示板がなかったら、場合によっては追突、更には運転手が挟まれるなどの事も考えられます。

今の車にはこれらの装備品が省略されていることも多々見受けられます。
みなさんも、装備品がちゃんとあるのかを是非ご確認ください!

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2017年11月11日