安全研修12月度実施

やっとコロナも収まった状態がある程度続いているようですが、第6波は必ず来るといわれています。
人はどうしても慣れによって感染対策がおろそかになってしまいがちですので、今のうちから今一度、マスクや手指消毒といった基本を徹底するように、皆様もお気を付けください。

今年最後の安全研修を実施しました。

荷主様構内での側壁にぶつかったという交通事故や、ドアを開けたら後ろから来た自転車の方の肩にあたってしまったなど様々な事故がありました。
とくにドアを開けたら…の事故に関しては、弊社では2段階でドアを開けるように指導しています。
これは、少し開けて後方を目視することの他、風が強い日など特にそうなのですが、風にあおられて一気にドアが開き、ドアが開いちゃいけない角度まで開いてしまう(壊れる)ことがたまにあります。
この対策のためには、2段階で開く事や、しっかりとドアの握りをつかんで乗り降りすることが必要だからです。

ほかにも、逆光で前が全然見えない中、携帯電話をいじったがために前方停車車両に気づくのが遅れ、ほぼノーブレーキで突っ込んでしまったという追突事故があったとの情報共有があったため、この点についても周知しております。
当然、携帯弄って運転することは罰則強化もされていますし、事実こういった事故の原因になっています。
皆様も安易な気持ちで携帯をいじっての運転は控えていただきますようお願いします。
安易じゃなくてもダメですが。

また、客先構内にて停車(待機)中、ほかの車の邪魔になりそうだからとバックでどいてあげようとした際、焦ってしまって建屋にぶつかってしまうという事故も起きているそうです。
聞いた範囲では、”ありがち”な事故ではありますが、こういった際に周りに気を遣うことは当然のこととして、慌ててこういった事故を起こしてしまったら当然自分に非があるわけで、「焦ることはない」ことや、いったん下車して後方の壁との距離を確認するように話しています。

更には、トレーラーの荷台をシートを外すために歩いていたら、ワイヤーに引っかかって転落したという災害や、2人で作業中に一人が取り落とした台木がもう一人の足に!という災害などが情報展開されていたので、この内容についても運転手さんたちに伝えました。
※いわゆる5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が必要という話をしています。

最後に、荷主様の産業医さんからの案内で、飲酒についても話をしています。
適正な飲酒量や体質、体調による変化などの話をしました。

皆さんも、法律で禁じられていますし、テレビなどでもさんざん取りざたされている飲酒運転については絶対にしない、させないことが重要です。

自分・相手・自分の家族・相手の家族・自分の会社・相手の会社・・・
どこをとっても不幸にしかなりません。
しかも、もうすぐ第6波がと取り沙汰されている昨今。
みんなで酒飲んでという気持ちもわからないではないですが、節度を以って、感染対策を忘れずにお酒を楽しんでもらいたいものです。

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2021年12月4日