今回は、神奈川県自動車交通共済協同組合さん協力の下、通常の安全会議の後に安全運転講習を行い、更には可搬型事故防止機器(アクセスチェッカー・HONDAセーフティナビ)を用いた各運転手(事務所社員も参加)の運転技能についての確認も行いました。
まずは会議において。
夏タイヤで雪道スタックすると法令違反であることを確認し、営業車両は既に前車スタッドレスタイヤに交換しているので、各自通勤に使用する車輌のタイヤについても気をつけるように指示をしました。
ほか、いつものように後退による接触事故、商品上から地面への落下事故、凍結した路面で滑って受賞したという事故などについても同様の事故を起こさぬよう情報の共有を行っています。
最近、軸重や総重量についての取締が特に厳しく、トレーラーに於いては『最大積載量(その車両が構造上積める最大量)≧特車通行許可(その道路が通行させられる車輌の大きさ・重さ)』となるため、最大積載量を下回っていても公団に検挙されることも十分ありえます。
それよりも悲しいのは、ちゃんと特車通行許可に見合った荷物に減トン(荷を減らすこと)してもらっているのに、積み方が悪くて軸重が出てしまい検挙ということもありえます。
(例えば、荷台が12mあった場合、荷の重心が先端から6mのところに乗せれば前後の車輪には均等に重量がかかります。が、目一杯前に荷物をおいてしまえば、前方の車輪に過大な重量がかかってしまいます。)
また、ドライブレコーダーを荷主さんで見せてもらった件についての話もしました。
前を走るハイエースを煽りまくるダンプ
車線変更を繰り返し、トレーラの目の前に突っ込んでくる軽バンなど。
煽ってくる車を相手にしない事。近づかないことなどを指示し、周りの車の挙動を見るように話しました。
そして私自身の経験として、前日夜、対向車のクロネコヤマトの配送車が急ブレーキで止まった。
私からはなにかあるように見えないが、気をつけて走っていたら中央分離帯あたりでいきなりバスケットボールが転がってきたという事がありました。
これは、対向車によるヘッドライトで蒸発現象が起き、そのものには気づけ無いものであったこと。
そのまま走行していたらバンパー破損を免れることはできないであろうことなどを話し、周囲に気を配ることの大切さについても伝えました。
あと、これからの季節の問題として花粉症について。
くしゃみをすればその間に車輌は進んでしまう事。
薬を飲めば眠気を催すものもあるということなどをはなし、注意喚起を行いました。
なお、運転者講習会では後退事故の防止についてを勉強しました。