安全研修4月度実施

今月は4日、通常の第一土曜日に安全会議が実施されました。

2020年のオリンピックに向け、受動喫煙防止など様々な条例などが施行されることや、条例にかかわらず自身の健康のためにも禁煙など心がけるよう指導しています。
(ちなみに担当者はたばこをやめて9年経ちますが、未だに吸いたくなることが・・・)

荷主様構内での事故が頻発しており、弊社にも気をつけるようにと情報共有が有りました。

安易にバックしたことによる事故や、居眠りによる追突等、物損事故で住んでいるのが幸いですが、ここの所連続して起きているようです。

他に、携帯をいじっている姿をセキュリティ部門に捕まったり、クレーン付きのトラックで、ブーム※を上げたまま走行して構造物に引っかかる事故など。

キャプチャ

UNICさんの画像をお借りしています。
この柱の部分をブームといいます。

他にも、一時停止していないことや、免許不携帯などといった一般道でも当然守るべきことを守れていないという件について、入構者に周知徹底されたいとの要望もあり、再度周知しました。

他に一般道での事故として、藤枝バイパスを走行中対向車が突っ込んできて横転してしまう故事が起き、4時間にわたって通行止めになってしまうという大きな物があったようです。
双方ともに意識があるものの、重体とのことで、心配されるところです。
なお、この件については、Wikipediaにも一部掲載されているようです。
暫定2車線という項目のうち、国道1号線バイパスという部分です)

転落災害について

荷を吊るスリング(ロープの強いやつ)を引き抜こうとした際、足場が30cmくらいしか無い中ですっぽ抜けて転落、地面まで1mほどでしたが地面にあった角材に脇腹を強打して骨折という事故が起きたようです。

今回の件は、トラックの荷台にて作業する我々と似たような状況であるため、提供された写真などを元にどのようにすればこのような事故を回避できたかを話しました。

簡単に言ってしまえば、まずは地面に降りて作業すればいいこと。
地面まで1mしか無いので、面倒臭がらずに一度降りてから引き抜けばこんなことになっていないでしょう。

次に、押す・引くときは必ず重心より前/後ろに支点が来るようにし、できない時はテコの原理を利用したり安全帯を使用する、プラットフォームと呼ばれる車輌の周りを囲む作業台を利用するとか機器類を利用するなど他の手段を選べば防げたこと。
(ロープに体を預け、スポっと抜けたら当然倒れる・落ちますよね)

ただ、結局この件も、本人が面倒がって”ちょっとした一手間”を惜しんだがために起きた事故であり、根本的に本人の考え方が変わらなければ防ぎようがありません。

弊社としては、社内で起きた事故や関連会社で起きた事故、上記のような荷主様で起きた事故などを事例として紹介し、自分を守るために必要であることを周知し、事故を起こさぬよう指導しております。

 

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2015年4月11日