安全研修4月度実施

今回はいつもどおりの第1週土曜日に安全研修(会議)が開催されました。

内容はいつもどおりの部分が多いため、省略していきます。
荷主さんの協力会社の中では、この1ヶ月で
・積込(工場)側のミスによる誤出荷→明細と品番をチェックしなかった
・歩行者待ちで停車した車両に追突→グレア現象で歩行者が見えなかった
・バックホーのブームを上げたまま走行して配管破損→積込時に確認しなかった
・位置合わせのラインが2本あると思い込み、2本めが見えてこないと幅寄せしたらぶつかった
・ガードレールに接触し、燃料漏れを起こした
などの事故がありました。

さて、先日トンネル内で渋滞の列にトラックがつっこみ、炎上するという事故がありました。
話を聞いていると、ひとつ前のPAでの仮眠時に寝過ごしてしまい焦っていたこと。
そのうえでオートクルーズ(クルーズコントロール)を作動させて居眠りをし、追従制御のないタイプだったためそのままの速度で突っ込んでしまったこと等がわかってきました。

まず、弊社では時間について(あってはならないことですが)寝坊などで時間が間に合わない場合、会社が運転手に貸与する携帯電話から一報を入れるように指導しています。

これを元に、荷主さんに時間の変更を要請していくことになります。
例えば今回のこの事故、引越便だったようですが炎上してしまいました。
1時間遅くなるのと、事故で燃えてしまうのとどちらがより良い結果なのでしょうか。
「安全は全てに優先する」というスローガンを掲げている以上、ミスの連鎖や事故の芽を摘み取るためにものんびりではなく、適度に緊張感を持って仕事にあたってもらいたいものです。

なお、被害軽減ブレーキの話なのですが、UDトラックスではトラフィックアイブレーキと呼んでいるこの機能、大阪の方でなにもないのに突然機能するという怪奇現象が起きている模様です。
周りに何もないのに突然ブレーキかかったら、運転手さんどれだけびっくりするでしょうか(笑)
どうやら2014年モデルだけで起きているようなので、該当の車輌をお持ちの会社さんはお気をつけ下さい!

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年4月2日