今月は通常の安全会議となります。(4月7日実施)
荷主会議にて産業医さんより、糖尿病についての話がありました。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という値について、過去1-2ヶ月の血糖値の平均を反映して上下するため、血糖コントロール状態のめやすとなる血液検査があり、喉が渇く(頻尿も)、食後病的な眠さが襲う、ダイエットをしているわけでもないのに体重減少、すぐに疲れてしまう(易疲労感)などの典型的症状が出ているときには既に症状が進行している為、健康診断などで糖尿病予備群として診断されたらすぐに対策を取らなければならないなどの話しを伝えました。
この時期、朝夕はまだ寒いものの昼は意外と暑いということもあり、早めに熱中症対策を行うようにも話しました。
真夏になってしまえば、暑さに体がなれ、水分・ミネラル分の補給が当たり前となってしまいますが、この時期は油断するとちょっとした作業で意外と汗をかいていることがあります。
経験10年のベテランさんが台木に躓いて転倒という事故が起きているようなので、『荷台の5S』などと言われる、整理整頓などについても注意喚起しました。(他に、後退りしないとか、自分の重心を考えるなど)
一つ一つの基準について、あれもこれもやらないといけないではなく、やることが当たり前と考えるようにということも話しています。
面倒かもしれませんが、それぞれやることには意味や理由があります。
それまでに、荷物を落としたり、傷つけたり、人が怪我したりした結果、今の基準が出来上がっています。
自分の身を守る等の点からして、面倒がらずにその一つ一つを当たり前にやること。これが重要であると伝えました。
私の経験したことですが、先週土曜日15時半頃、交通事故に遭遇しました。(当事者ではなく、反対車線から事故直後の様子を窺い知ることができました)
これは、とある交差点で左折した大型車が、自転車を運転する老人を轢いてしまったというものでした。
弊社でも、もう4~5年前に、左折巻き込み事故を起こしているため、各運転手さんにも同様に右左折時自転車・歩行者の確認(死角注意!)について徹底するように指示しました。
人身事故の約半数が追突であり、疲れているのに無理して運転すれば当然反応の遅れや乱暴な運転につながる。
休憩をとり、眠気を感じた際には、10分でもいいから仮眠をとる。
それだけでかなり頭はスッキリするはず。
春の交通安全運転も実施されます。
この期間だからではなく、この期間だからこそより一層安全に気を配った運転をしてもらいたい旨伝えています。
特に、登校・下校時間に関しては、新一年生が道路から飛び出す可能性が高まります。
この文章をお読みいただいている方も、十分お気をつけください。