今月は2日に安全会議を実施しました。
今年は8月末から徐々に涼しくなり、過ごしやすい日もちらほら出てきていますが、急に気温が上がった際に熱中症に注意しなければなりません。
荷主の産業医さんからも、休み明けや欠食(朝ごはんや昼ごはんを抜いてしまっている状態)があると熱中症になりやすい旨の説明がありました。
ほか、客先内でのパトロールを強化しているとの情報もあり、パトロールがあるからきちんとするわけではありませんが、基本に忠実にということと、自分の身を守るためにもルールの徹底を指示しています。
荷主の協力会社内の事故として、国道を速度超過で直進走行中、交差点で右折してきた自動車との接触事故が報告されています。
いわゆる右直事故と言われるもので、信号の変わり目に起きやすいとされているのですが、今回もご多分に漏れず信号の変わり目での事故でした。
この件の悪質な点は、デジタコをわざわざ高速道路走行モードにし、あたかも高速道路を走行しているかのように偽って一般道を走行し、信号が黄色から赤に変わるところで交差点に突っ込んでいっているという点です。
皆さんもおわかりと思いますが、スピードを出さなければ、黄色になった時点でブレーキを踏んでいれば防げた事故であり、過失の割合云々というものを別としてもプロの運転手としてはあってはならない事故でした。
先日、弊社では車線変更を強引にしてきた車輌との接触事故もあったため、いつもの話になってしまいますが「かも知れない運転をするとともに、予測運転、予防運転を!」と話しております。
接触事故についても、半開きのシャッターに接触したという事故があったようですが、弊社でも客先の建物の庇にミラーを当てるという事故がありました。
運転手本人は行けると思ったのですが、実際には路上駐車の車輌をどけてもらうことも可能であったため、こういったときにはご協力頂くことを厭わず、安全を優先してほしい旨伝えております。
積込時の製品落下事故も起きております。
吊り荷の高さの1.5倍は離れるか、退避位置に退避すると言った基本的なことを守らなければ、死亡事故などの重大事故になりかねません。
また、玉掛け者が合図していないのにクレーンのオペさんが操作したため、手足が挟まってしまうという事故も起きているようです。
やはり、クレーンのオペさんとの意思疎通は大変重要なことであり、お互い声を掛け合って(または玉掛けの指示を明確にして)の作業を徹底しなければこのような事故を防げません。
他には、梁に頭をぶつけ、頭部はヘルメットで防いだもののヘルメットがズレてしまい鼻にヒット!という事故も起きているとのこと。
しっかりと安全用具も使用しないと(この場合はあごひもの確実な装着)をしないと、こういった事故は防げません。
これからの時期、台風も来ますので、水濡れについても注意喚起。
トラブルの大半は不注意・KY不足・作業の省略による(悪魔の囁きにまけた)事故となります。
輪止めや3点支持での乗車下車についても含め、再確認を行いました。
最後に、Jアラートによる緊急情報伝達時における安全確保について、トラック協会配布の災害時のマニュアルを元に行動するようにとの案内も致しました。
以上
気温の寒暖さが激しくなっております。
皆様も体調にお気をつけください。。。