安全研修11月度実施

今回は、以前(といっても何年も前)に弊社で起こしてしまった凍結した橋の上でのスリップ事故のビデオ(※ちょうど担当者がホームビデオを持ち合わせていたので、凍結状況や交通状況などを記録のために撮影したものです)をプロジェクタで映し出し、これからの寒い時期に同様の事故を起こさぬ様注意喚起をしました。

また、同時にドライブレコーダーに写っていた車内の様子についても上映しました。

なお、ドライブレコーダーに写っていた事実という話では、別件の車線変更における事故についても事例紹介を行いました。
内容は、高速道路を車線変更したところ、後ろから法定速度を大きく上回って”かっとんできた”ワンボックスにあたったというもの。
当時運転手さんは記憶があいまいで、「あれ?ウィンカー出したっけ???」とはなしたりと、定かでない様子でしたが、ドライブレコーダーに写っていた・・・というより、録音されていた「ピッ…ピッ…ピッ…」という、トラックではおなじみのウィンカー動作音が決定的なものとなり、ウィンカーは出していたことが証明されました。

ほか、これからの季節、「ネコバンバン」も考えるようにと話しました。
トラックもそうですが、乗用車も気を付けないと猫がエンジンルームが悲惨なことになりかねないので、こういった案内もしています。

さらには、車輪の脱落事故に備えた日常点検や、日常動作の話では3点支持による車両への上り下り。
クレーン付近では、吊り荷の高さの1.5倍は離れるという話、契約外作業の話、車間距離の話、運転中の履物の話などが話題に上がりました。

このほか、現行法規では進行方向へは0.1倍、左右幅は禁止となっているはみだしについて、来年5月頃からともに0.2倍までOK。ただし、ともに0.1ずつ合計0.2迄という話を案内しています。

法律も、変わっていないようで意外と変わっていくものです。
それに追いついていくのは大変ですが、時にはこのように運送業にとってプラスといえるいわゆる規制緩和と思われる変更も時にはあります。

そんなことより、特殊車両通行許可申請について、もっと簡単にしてもらいたいものですが。。。
では、皆様も体調管理にお気を付けください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年11月12日