安全研修6月度実施

今回は、健康診断の実施に関連して、1週早めに実施しました。

6月から、自転車の乗り方について厳しくなる。
プライベートでの事にはなると思うが、捕まることの無いように。

以下、いつもの様に他社で起きた災害についての注意喚起です。
シートがけをする際、足を滑らせて右手を骨折。
→やり慣れた作業でも、基本行動の手を抜かない!

狭い客先で接触事故。
→下車確認し、状況を直接目で見て確認。

荷台でペンダントを持ち操作中、その動かしている荷物に押されて荷台から転落
→内蔵損傷や骨折など。当たり前だが、荷の移動方向に自分の体を置かない。

バリで手を切った(手袋はしていた)
→バリはあるものと考え、触れるときは必ず触れる場所を目で見て確認。

熱中症に注意!
※みなさんも、これからの季節気をつけてください。
一番熱中症になりがちな季節は真夏より今ですよ!

しかし、ほんと暖かい日が多くなってきました。
しっかり水分・ミネラルの補給とともに、休憩を入れて夏を乗り切りましょう!

ちなみにですが・・・

会議の後、川崎マリエンにて健康診断を行ったのですが、恐怖のバリウム。
どうしてあんなに量が少ないのに、ずっしりと来る重さがあるんでしょう。
それに、あの発泡剤。
ただでさえ粉っぽいバリウムを、発泡剤のせいで胃が膨れた状態で飲み込むってほんと気持ち悪いですよね。

案の定、弊社運転手たちも身長・体重を計っていたときは雑談しながら待っていたのに、バリウムを飲んだ途端・・・まるで飲み過ぎた中年か、灰になった”矢吹ジョー”状態。

かくいう私も同じくなんとも言えない苦悶の表情をしていたわけです。
ご安全に!

2015年5月30日

安全研修5月度実施

5月は連休やもろもろの理由により3週目の16日に安全会議を実施しました。

補修をしていない穴の空いたシートを掛けて商品を濡らしてしまう品質事故
荷物のいい加減な固定により荷崩れを起こして騒ぎに
客先で”生理現象”を我慢できずに(お客さんにトイレを借りずに)放出し、出入り禁止
この他にも、製品の落下事故や荷崩れ・誤納入が頻発しているとの荷主さんからの注意喚起が有りました。

一つ一つは面倒がらずにやれば大したことないものを、手を抜いて楽できた分を大幅に上回る面倒な事態に。
これから梅雨に向けて結露なども考えなければいけないため、シートの補修など道具の管理、基本に忠実に作業を行うことを再確認。

以前も話に出ているのですが、ゆるい下り坂で頻繁に長くブレーキを使用することで加熱し、効かなくなる現象(ベーパーロック現象)のため、暴走。
前走の車輌などに当たることを避けるため、急ハンドルを切った所横転。
運転手さんが亡くなるという痛ましい事故について。

エンジンブレーキを多用し、リターダや排気ブレーキを利用してブレーキに熱を溜め込まないように話をしました。
昔からの運転手さんなら”そんなの当たり前”かも知れませんが、最近の車両はオートマ化が進み、更に燃費を稼ぐためにアクセルを抜くとギアが抜けてニュートラルになる(UDの車輌ではエスコットロールと言われる機能)ものもあるため意識してギアを落とす必要があります。

季節的に、熱中症にも気をつけなければなりません。
日によって熱くなったり涼しくなったり。
1日のうちでも、朝や夜は多少涼しくても、昼の直射日光にさらされると「クラクラする」なんてことも。

ということで、水につけると冷たく感じるネックストラップや、ひんやりシートなど運転手さんたちに配布しました。

DSC_0277(配った熱中症対策グッズの一例)

次回は6月分の安全会議を5月30日に実施予定です。
当然本来は6月第1週ですが、健康診断の日程が絡んでくるため、ちょっと変更。
バリウムが憂鬱です。。。

2015年5月16日

安全研修4月度実施

今月は4日、通常の第一土曜日に安全会議が実施されました。

2020年のオリンピックに向け、受動喫煙防止など様々な条例などが施行されることや、条例にかかわらず自身の健康のためにも禁煙など心がけるよう指導しています。
(ちなみに担当者はたばこをやめて9年経ちますが、未だに吸いたくなることが・・・)

荷主様構内での事故が頻発しており、弊社にも気をつけるようにと情報共有が有りました。

安易にバックしたことによる事故や、居眠りによる追突等、物損事故で住んでいるのが幸いですが、ここの所連続して起きているようです。

他に、携帯をいじっている姿をセキュリティ部門に捕まったり、クレーン付きのトラックで、ブーム※を上げたまま走行して構造物に引っかかる事故など。

キャプチャ

UNICさんの画像をお借りしています。
この柱の部分をブームといいます。

他にも、一時停止していないことや、免許不携帯などといった一般道でも当然守るべきことを守れていないという件について、入構者に周知徹底されたいとの要望もあり、再度周知しました。

他に一般道での事故として、藤枝バイパスを走行中対向車が突っ込んできて横転してしまう故事が起き、4時間にわたって通行止めになってしまうという大きな物があったようです。
双方ともに意識があるものの、重体とのことで、心配されるところです。
なお、この件については、Wikipediaにも一部掲載されているようです。
暫定2車線という項目のうち、国道1号線バイパスという部分です)

転落災害について

荷を吊るスリング(ロープの強いやつ)を引き抜こうとした際、足場が30cmくらいしか無い中ですっぽ抜けて転落、地面まで1mほどでしたが地面にあった角材に脇腹を強打して骨折という事故が起きたようです。

今回の件は、トラックの荷台にて作業する我々と似たような状況であるため、提供された写真などを元にどのようにすればこのような事故を回避できたかを話しました。

簡単に言ってしまえば、まずは地面に降りて作業すればいいこと。
地面まで1mしか無いので、面倒臭がらずに一度降りてから引き抜けばこんなことになっていないでしょう。

次に、押す・引くときは必ず重心より前/後ろに支点が来るようにし、できない時はテコの原理を利用したり安全帯を使用する、プラットフォームと呼ばれる車輌の周りを囲む作業台を利用するとか機器類を利用するなど他の手段を選べば防げたこと。
(ロープに体を預け、スポっと抜けたら当然倒れる・落ちますよね)

ただ、結局この件も、本人が面倒がって”ちょっとした一手間”を惜しんだがために起きた事故であり、根本的に本人の考え方が変わらなければ防ぎようがありません。

弊社としては、社内で起きた事故や関連会社で起きた事故、上記のような荷主様で起きた事故などを事例として紹介し、自分を守るために必要であることを周知し、事故を起こさぬよう指導しております。

 

2015年4月11日

安全研修3月度実施

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今月は当初7日に開催予定であった会議を、翌週14日に開催しました。
これは、全従業員に貸与している携帯電話の更新が行われることに連動するためです。

弊社では、運転手さんたちの動向について、荷主様より確認があった時のほか、必要なときに携帯の位置情報確認サービスを利用して確認しております。

これは、運転手さんたちを管理したいというより、運転中や休憩中などにより電話を受けることができない状態であっても、荷主様からの到着予定時刻の問い合わせなどに対応できるようにするためのものです。

貸与する携帯電話同士であれば通話が無料になること(経費節減)はもちろん、運転手さんが個人で持っている携帯電話と複数の連絡手段を確保するという意味もあります。

会議の内容としては、来月導入予定の車輌があることに関連し、仕事道具である車輌の維持管理を徹底するように求めたほか、他社でのトレーラー車両火災について話がありました。

平成16年に導入されたトレーラーの軸が加熱し、シートに燃え移ってしまったというもので、トレーラーとしてはまだまだ古くはない分類の物ということで、議題に上がりました。

他に、バック事故や階段を降りる際に滑って手をついたら脱臼した、ダンプアップしたら前輪が浮き上がりたたきつけられて腰椎圧迫骨折などなど事故が起きているとのこと。

来月以降、新入生が道路に飛び出すことを考慮し、より運転について慎重に行うよう指示しました。

会社近くの夜光交差点先で起きた死亡事故について。
3車線あるうち、1・2車線の車輌が停止してくれたために反対車線に出ようとしたバラセメント積載のトラックが、3車線目を飛ばしてきたバイクを引いてしまったという”サンキュー事故”と思われる死亡事故が発生しました。

相手に譲られても、安全確認までしてくれているわけではないことを注意喚起しました。

 

2015年3月18日

安全研修2月度実施

早くも1月が終わり、2月になりました。
今月も安全研修(会議)を実施しております。
なお、荷主さまのセンター長さんが参加予定としておりましたが、事情によりキャンセルとなってしまいました。
弊社では、講師を招いての安全講習のほか、最低、1年に1度は荷主様の安全担当または役職者に来社いただき、会議に参加していただくことで会社としての安全に関する姿勢をご理解いただき、さらには荷主として運送会社に求めるものをご教示頂いております。

 

今回、大きな出来事としては「免許不携帯」についての”事故”があったようです。
配達先で、免許証や許可証などの確認を受けた際、免許証を持っていなかったというもの。
さらに、帰りもそのまま帰ってきたようで、「わかってて免許不携帯の運転をしているのはいかがなものか」とお叱りを受けた会社さんがあったようです。

他にも、荷物をずらしたり、落下させたり、トラックのオーバーハングで駐車車両にぶつけたり・・・
と、毎度のちょっとの手抜きや不注意による事故が多発している模様。
安全用具(転落防止ネットや安全帯、ヘルメット、革手袋、安全靴、ゴーグルといったもの)の使用徹底や、その使用方法(ネットはきっちり荷台に横付けするとか、ヘルメットのあご紐をたるませないなど)を再度確認・徹底するように注意喚起いたしました。

付近の陸橋や橋における凍結が度々おきているようなので、この注意喚起を再度実行。

弊社でも同様の事故を起こさぬよう周知しております。

2015年2月7日

安全研修1月度実施

あけましておめでとうございます。

毎月、初めの土曜日に開催している安全研修ですが、時として例外が有ります。
今回のような祝日で、連休のど真ん中になってしまう場合(ゴールデンウィークもそうですね)や、外部の講習に参加するか外部から講師を招聘(しょうへい)する時です。

ということで、今回は最初の土曜日である1月3日ではなく10日に実施となりました。

 

内容としては・・・

Gマーク認証取得について
その経緯と取得で終わりではなく、これからもそのレベルを維持していくことが重要であり大変であること。
と同時に、車輌の入れ替えを出来るだけ頻繁に行っている以上、運転手さんには内外ともに車輌を綺麗に維持してもらいたいことを伝えました。

事故事例
荷主の構内で、追突事故が頻発しているようです。その原因として挙げられているのが、助手席においた荷物や、フロントガラスとの間に差し込んだ書類が風や加減速などにより落ちそうになったため、これを押さえようと前方不注意になったなどです。
みなさまも、追突など事故には十分お気をつけ下さい。

交通事故死者数
毎年・・・というか、もう10年以上愛知県が1位を独走している状態だったのが年間の交通事故死亡者の数です。
これが、去年11月の時点で「神奈川県が1位になるかも!」ということで警察も相当頑張った様です。
その結果、なんとか2位に落ち着いたようです。
我々も、どんなに配慮しても運送業という仕事をしている以上その可能性を0にすることは難しいのが現状です。
路面凍結や降雪などの季節的要因も含め、事故を起こさぬよう指導しております。
※自社での冬季事故事例を、ドライブレコーダーの動画及び当日撮影した画像を元に紹介。

タバコを吸う場所
こちらも荷主構内での出来事なのですが、最近の分煙(嫌煙)や火気の取り扱いという点からしても指定された場所でしかタバコを吸うことができなくなっています。
これは街中でも同様で、喫煙者は肩身の狭い思いをしていると思いますが、隠れてタバコを吸い、吸い殻を放置した者がいたらしく、議題となっていたため周知しました。
たばこをやめて何年も経つ担当者は、昔は新幹線や飛行機でも吸えたのに「大変だな・・・」などと思いつつ、大人の嗜好品なのですから、最低限決まりは守ってもらいたいと思うわけです。

自分の身を守るために
構内の横断歩道を横断中、轢かれて死亡するという事故が起きています。(新聞記事にも)
この件について、歩行者側及び運転手側としてみた場合の注意を行いました。
歩行者側として
・出来るだけ明るい服装を身につけること
・反射リストバンドや反射材付きのスニーカー、ライトなどにより運転手に気づいてもらえる要素を取り入れること
自分の身を守るためにも、周囲を通行する運転手に気づいてもらうことが第一です。
運転手側として
構内では歩行者優先が励行されているがために、むしろ歩行者が傍若無人な振る舞いをすることが増えています。確かに安全の確保は運転手側の義務かもしれませんが、いくら歩行者優先だからと言って安全確認(横断時の左右確認)もしないというのは違う気がします。
とは言っても、実際に事故が起きてしまえばそれどころではないため、「突然進路を変更して横断する”かもしれない”」という「かもしれない」運転をする必要があるよねと、話しました。

この他に
「誤出荷」や「切った」「挟んだ」「コケた」・・・と起きているようで、ほとんどの事故は基本に忠実に(基準を守って作業)していれば防げた事故ばかりであり、この説明も実施。

今年一年、事故なく過ごせるようにと話して散会となりました。
今年も一年、よろしくお願い致します。

2015年1月10日

事業用自動車事故防止コンクール顕彰

第50回を迎える、(一社)神奈川県トラック協会、(一社)神奈川県タクシー協会、(一社)神奈川県バス協会の3協会による、事業用自動車事故防止コンクールに於いて、当該期間内の無事故を連名にて顕彰していただきました。 いつもですと、期間内の無事故を報告し、賞状と盾を郵送で頂くだけなのですが、今回は盾を頂く役になってもらいたいとのご指名をいただき、神奈川公会堂まで出向いて筒井会長から直接手渡しで頂きました。あー緊張した。

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当日は、実際の時間よりも早く集まり、ちゃんとリハーサルまでしました。

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リハーサル中。

まぁ、お決まりと言いましょうか、壇上に上がってバミってある場所まで進み、来賓の左右の方々へそれぞれ一礼。
目の前の会長から盾を頂いて一礼し、下りるというものですが、私だけその盾を皆さんに見せるようにとの要望がっ!

何か発言するわけではないので、頭のなかが真っ白になるようなことは無いのですが、あれ?一礼は左・右だよな?とか、盾をもらってその場で一礼?バミってある場所まで戻って一礼?などと、一人でドキドキしてました(笑)

もちろん、滞り無く式は執り行われ、無事に盾と賞状をいただけました。

バミる:演劇などの用語のようですが、壇上にテープなどで☓印などを付けておき、立ち位置を指定するためのもの。

2014年12月9日

安全研修12月度実施

今年最後の安全会議を実施しました。

今回は本社の事務所に全運転手、管理者が集まり、お客様提供の資料や基準書、事故や災害の資料を元に教育及び周知を行いました。
特に、年末に向けて事故や災害が多発しているとのことで、実際の例を元に、事故を起こさないためにどうするかを話し合いました。
(特定を避けるために事故の内容を省略して掲載いたします)

事故事例1
トレーラーが走行中、発進に「重さ」及び「強いエンジンブレーキ」の感覚を覚え、近くのスタンドで停車。
後部を見に行くと火の手が上がっていたというもの。

これは、ブレーキを動かすエアチャンバーと言われる部品が固着した可能性など色々と原因が考えられますが、何より普段と違う感じがあったら必ず運行を中止すること。
一周りして手で触れ、ニオイを嗅ぎ、異常がないか確認すること。
異常がなく再度発進後に「普段と違う」時には事務所に報告を上げて待機することなどを確認しました。

なお、この事故例については、それぞれ平成17年や平成18年と、トレーラーとしては比較的新しめの車輌がブレーキロックを起こして火災になっているという事例があるようです。
(神戸市消防局が記者発表しています)  

事故事例2
駐車し、下車して歩き出した所、車輌が意図せず動き出してしまい、慌てた運転手が車輌を止めようと前に回り込むも、止めきれずに壁との間に挟まれ受傷。

これは、サイドブレーキを全くかけ忘れているというよりも、ブレーキのきかせ方が甘く、動いてしまうことが多いようです。
特に最近のトラックは、サイドブレーキを掛けずにドアを開けると警告音(ピー音)がなる為、サイドブレーキ自体をかけていないということはまれなようです。
(大型の場合はサイドブレーキがエア式で、乗用車のようにノッチがあるわけではなく、ロックが掛かる場所まで引き上げないと元に戻ってしまうため、運転手は気づくはずですが・・・)

なお、お分かりとは思いますが、一人の人間に動き出しているトラックを止めるだけの力はありません。
場合によっては車輌に轢かれてしまうことも有ります。
まずはサイドブレーキを確実に掛けること。
そして、輪留を設置することで同様の事故を起こさないように指導しております。

なお、実際に逸走事故を起こした際は、無理に飛び乗ったり止めようとせず、大声をあげて人払いをするように指示しています。

これらの様な事故の他にも、誤納入や商品落下などの事故が起きており、一つ一つは少しずつ注意すれば防げたものを、その積み重ねによって重大事故が起きているという現実について理解をしてもらいました。
特に、吊り荷の下に入らないとか、退避距離を吊っている高さの2倍以上とるとか・・・
我々の仕事は死が隣り合わせであることを自覚し、常に安全を意識するよう求めています。

確かに最初は面倒かもしれませんが、それが当たり前になったとき、今までの行動がいかに不安全かがわかるはずです。
他に、体調管理の重要性についてもわかっているとは思いながらも再度の確認し、季節的にインフルエンザなども注意しなければならないので、もし体調不良を感じたらすぐに報告を上げるようにお願いしました。

この他にも、(一社)神奈川県トラック協会殿が今年7月に発表された「神奈川県内における急ブレーキ多発地点情報」(住所及び交差点名)をgoogle mapに落としこんで、会社周辺で急ブレーキが踏まれている地点をピックアップし、気をつけるよう指示しております。

なお、この会議の前に年2回めの健康診断を実施すべき人員については健康診断の実施いたしました。

2014年12月6日

安全研修11月度実施

安全会議の一つとして、武蔵小杉にてとり行われた運転者講習会に参加してきました。 DSC_0721

普段、安全に関して話をしていても、どうしてもマンネリ化を避けられません。
よって、今回は自動車教習所の教官が講師となってオーバーハングによる尻振りの実態、急ハンドルによる積み荷に対する遠心力のかかり方や、10月16日に起こった名神高速での追突炎上事故を例に上げつつ、事故をいかに回避するかについて学びました。

新しい車両だと、被害軽減ブレーキなどが装備されつつ有ります。 (スバルのアイサイトみたいなやつですね)
もちろん、そのような装備がなくても事故を起こさないことがプロのドライバーとしてはあるべき姿なのでしょうが、やはり人間がすること。事故をなくすことは難しいのが実際のところです。

そこで、起きてしまうかもしれない事故を回避できる装置や軽減できる装置の導入(ハード面)や、運転手に対する意識の向上による危険回避(ソフト面)によりできるだけ事故を回避し、もし事故が起きてしまった場合や、いわゆる”ヒヤリハット”が起きた際に確認できるようドライブレコーダーが有ります。 これらを元に、事故災害0を目指しております。

2014年11月8日

川崎みなと祭でのトラック死角体験コーナーにトラクタヘッド貸出

10月11日(土)及び12日に行われた、川崎市政90周年第41回川崎みなと祭が開催されるにあたり、(一社)神奈川県トラック協会殿が出店されました。 ここでお子さんたちに「子ども交通安全教室」としてトラックの運転席からの死角について学んでもらうため、(一社)神奈川県トラック協会殿のご要望に基づきトラクターヘッドの貸出を行いました。

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 当日は朝にトラクタヘッドを持込み、周囲への迷惑を考え、ホーンなどのヒューズを抜くことで対応。 さらに神奈川県トラック協会さんがすでにお持ちのステップ(階段)や三角コーン・コーンバーなどを皆さんが手際よく設置され、お子さんたちの死角体験をサポートされていました。

やはり、街で見かけても運転席に乗る機会はなかなか無いためでしょうか、思いのほか列を作ってまで死角体験に参加される方々が・・・

 このように、運転席から三角コーンまで紐をつなぎ、さらに”飛び出し注意”の女の子?看板を手前に置くことで、お子さんたちと同じくらいの背では運転席から見えない=死角になっているということを伝えています。

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運転席に座ったお子さんの横で、トラック協会の方が”見えないところがある”ことを丁寧に伝えておられます。右の写真では、 我先にと運転席に乗り込もうとしているお子さんの姿が見えますね!
この体験を元に、お子さんはもちろん、親御さんも大型車の特性を少しでもご理解いただき、私どもが安全に注意するのはもちろん、みなさんも少しご配慮いただければ、より事故のない世の中を目指せるものと存じます。

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KminaB06[1]


 上の画像は更に昨年及び一昨年にも同様に車輌を貸出た時のものです。 弊社では、このような取り組みに賛同し、ご協力申し上げております。

2014年10月12日