安全研修12月度実施

今回は年末であることと、会議の後に年2回めの健康診断を受診する運転手さんがいたため、会議時間をギュッと凝縮して実施しました。

荷主構内での免許不携帯、一時停止、シートベルト未装着での検挙が続いていることや、荷台で後ずさりしないこと、吊り荷から退避すること等、いつも周知している内容をおさらい。
(落ちる・転がる・近づくな等)
また、人間がやっている作業のため、我々運転職だけではなく荷主事務の側でもミスは起きている。
おかしいと思ったことはすぐに報告をしてもらいたい旨も伝えました。

事故としては、走行中にタイヤがバーストし、路肩に寄せて三角停止表示板を掲示し、発煙筒まで焚いていたにも関わらず追突されたという事故についても案内しました。
弊社でも、ミッションの故障により立ち往生してしまったことがあり、三角停止表示板を掲示していた所、その三角停止表示板を壊して逃げていった乗用車がいたということもあります。
それはそれで悲しいことですが、もし三角停止表示板がなければ運転手本人が事故にあっていたかもしれません。
よって、各運転手には三角停止表示板が車両に備え付けられているかの再度の確認を指示しました。

また、事故や故障によって立ち往生した際には、その退避位置についても車輌の前方ではなく、川上方向にて安全を確保し通報・連絡の上待機するようにも指示しました。

待ち時間についても、逐一事務所に連絡を入れることを指示。
また、次の日の仕事まで8時間空けるようにという件についても、同様に指示を出しています。

2017年12月2日

安全研修11月度実施

今月は弊社運転手によるバック事故があったため、この件をまずは全運転手に対して周知しました。
内容としては、後方にあったタンクに接触し、そのホースを破損させてしまったというものでした。
すぐに対応できたため、大事にはならなかったものの、これが物損ではなく人であったらということがあるので、周知しました。

また、荷主様構内であったため、配達先で事故を起こすよりはまだこちらの対応について汲んで頂く事ができたことも幸いでした。

さて、相変わらずキャビンからの乗り降りでの踵の骨折や、錆や傷等の製品品質に関わる事故、キャビン内での錆びたスプレー缶の破裂(底抜け)事故などが起きているようです。
スプレー缶の保管を工具箱にするという話のほか、エアコンの吹き出し口で暖められる事を考えなければならないこと、更にはペットボトルの清涼飲料水についても飲みかけを放置すると破裂することがある事も伝えました。

他には、パレットが破損してしまい、商品が荷崩れするという事故も起きたようなので、各車両の荷台について確認するように指示を出しています。
その他、荷ずれ、水濡れ等の品質事故は起きているようなので、シートの穴などについても注意するよう話しました。

世間を騒がせている、スペアタイヤの落下による乗り上げ事故、その車両を避けようとしたトレーラーが退避していた母娘を轢いてしまったという事故についても話しています。
特に、弊社車輌には吊り下げ金具だけでなく、ワイヤーにて万が一吊り下げ金具が外れても引きずるだけで済むように対策はしています。
それでも、日々の日常点検において緩みやサビの具合など確認しておくべき項目はあるため、今一度スペアタイヤの取り付け状況を確認する様にと指示しました。
また、高速道路などで事故・故障のために停車する場合、三角停止表示板が必要ですので、各自その位置を確認し、もし持っていない場合は会社の保管する予備品を支給する旨伝えました。
先日も故障により三角停止表示板を使用した車両があったのですが、後続車に壊され、逃げられるということもありました。
これが、もし三角停止表示板がなかったら、場合によっては追突、更には運転手が挟まれるなどの事も考えられます。

今の車にはこれらの装備品が省略されていることも多々見受けられます。
みなさんも、装備品がちゃんとあるのかを是非ご確認ください!

2017年11月11日

安全研修10月度実施

今月もいつもどおりの月初土曜に安全会議を実施しました。

10月より、安全帯が腰ベルトタイプからフルハーネスタイプに変更されています。


上の写真はミドリ安全㈱よりお借りいたしました。
問題がございましたら連絡をいただければ削除させていただきます。
左側が従来からの腰ベルトタイプの安全帯。
右側がフルハーネスタイプと呼ばれるものです。
腰ベルトですと、もし踏み外して宙吊りになった際、腰に荷重が集中してしまい、圧迫による内臓への障害のほか息ができなくなったり身動きが取りづらい等のマイナス面もあります。
これに対し、フルハーネスタイプだと、背中側襟元付近で吊るされる形となり、太ももや肩~わきにかけて分散して体を支えます。
呼吸も通常通りでき、自分でよじ登ったり反動をつけて左右に体をふることもできるので、落ちた後の対処がしやすくなります。

ほか、いつもどおり荷主様より情報提供の各種事故の展開を行い、弊社運転手さんたちが同様の事故を起こさぬよう注意喚起を行いました。

例えば、後続車が無理に追い越し、その先の鋭角な交差点を曲がるために急ブレーキをしてきたため、トレーラー運転手が追突を避けようと急ブレーキをしたことで荷ずれが発生してしまったという事故。
これは、相手の乗用車の行動が少々問題あるとは思いますが、動作の鈍いトレーラーからすればなかなか避けるのが難しいもの。
車間距離を考えることとしか注意喚起しにくい問題ではありますが、やはりプロの運転手としてはもらい事故も事故は事故なので、出来る限り周りに気を配って運転するしか無い旨を伝えております。

他には、転がる方向に身体を置けば挟まれる。
荷物の動く方向に身体を置けば同様に挟まれる。
吊り荷に手を触れない。
アオリのロックを解除したら開く。
脚立は重心を脚立の足の幅より外にしないでその都度移動する。
作業時はクレーンのオペから見えるところに立つ。
荷札が剥がれたら、立会の人などに確認してもらう。
キャビンや荷台への乗り降りの時は3点支持をする。
荷台で後退りせず、振り向いて前進する。
などの今まで何度も事故が起きているものについての度重なる確認を行いました。

ほかにも、L字のアングル(鋼材)が道路に落ちており、これを踏みつけてしまったためにタイヤがバースト。
他車を巻き込まなかったのは幸いでしたが、ジャックナイフ状態となって積み荷が落下した事故があったとのこと。
これも、前走車は避けていたとのことなので、車間距離を十分取っていたら停車・またぐ・避ける事ができたものと思われます。
また、信号などの停車時、目の前に停まっている車輌との間隔が狭い車両が多い印象を受けていたため、この事も各運転手さんたちに伝え、周りを見回したらいるであろう普通乗用車1台分くらいは間隔を空けるようにと伝えました。(約5m)

ただし、高齢者の運転するバスが、進行方向先の車輌が移動するのを待っているトレーラーの脇を猛スピードでこすりながら走り抜けていくなどと、どう対処をしようのないものもあったりします。
この件で、バスの運転手は「ブレーキを踏んだのに車が加速した」と証言しているようで、皆さんが思う”それはアクセルだろ!”というツッコミを入れたくなるような事故だったようです。

弊社でも、冬季に凍結した道路でジャックナイフを起こしての事故を起こした経験があるため、これから寒くなっていく中で同様の事故を起こさないようにと案内をしております。

2017年10月7日

安全研修9月度実施

今月は2日に安全会議を実施しました。

今年は8月末から徐々に涼しくなり、過ごしやすい日もちらほら出てきていますが、急に気温が上がった際に熱中症に注意しなければなりません。
荷主の産業医さんからも、休み明けや欠食(朝ごはんや昼ごはんを抜いてしまっている状態)があると熱中症になりやすい旨の説明がありました。

ほか、客先内でのパトロールを強化しているとの情報もあり、パトロールがあるからきちんとするわけではありませんが、基本に忠実にということと、自分の身を守るためにもルールの徹底を指示しています。

荷主の協力会社内の事故として、国道を速度超過で直進走行中、交差点で右折してきた自動車との接触事故が報告されています。
いわゆる右直事故と言われるもので、信号の変わり目に起きやすいとされているのですが、今回もご多分に漏れず信号の変わり目での事故でした。
この件の悪質な点は、デジタコをわざわざ高速道路走行モードにし、あたかも高速道路を走行しているかのように偽って一般道を走行し、信号が黄色から赤に変わるところで交差点に突っ込んでいっているという点です。
皆さんもおわかりと思いますが、スピードを出さなければ、黄色になった時点でブレーキを踏んでいれば防げた事故であり、過失の割合云々というものを別としてもプロの運転手としてはあってはならない事故でした。
先日、弊社では車線変更を強引にしてきた車輌との接触事故もあったため、いつもの話になってしまいますが「かも知れない運転をするとともに、予測運転、予防運転を!」と話しております。

接触事故についても、半開きのシャッターに接触したという事故があったようですが、弊社でも客先の建物の庇にミラーを当てるという事故がありました。
運転手本人は行けると思ったのですが、実際には路上駐車の車輌をどけてもらうことも可能であったため、こういったときにはご協力頂くことを厭わず、安全を優先してほしい旨伝えております。

積込時の製品落下事故も起きております。
吊り荷の高さの1.5倍は離れるか、退避位置に退避すると言った基本的なことを守らなければ、死亡事故などの重大事故になりかねません。
また、玉掛け者が合図していないのにクレーンのオペさんが操作したため、手足が挟まってしまうという事故も起きているようです。
やはり、クレーンのオペさんとの意思疎通は大変重要なことであり、お互い声を掛け合って(または玉掛けの指示を明確にして)の作業を徹底しなければこのような事故を防げません。

他には、梁に頭をぶつけ、頭部はヘルメットで防いだもののヘルメットがズレてしまい鼻にヒット!という事故も起きているとのこと。
しっかりと安全用具も使用しないと(この場合はあごひもの確実な装着)をしないと、こういった事故は防げません。

これからの時期、台風も来ますので、水濡れについても注意喚起。
トラブルの大半は不注意・KY不足・作業の省略による(悪魔の囁きにまけた)事故となります。
輪止めや3点支持での乗車下車についても含め、再確認を行いました。
最後に、Jアラートによる緊急情報伝達時における安全確保について、トラック協会配布の災害時のマニュアルを元に行動するようにとの案内も致しました。
以上

気温の寒暖さが激しくなっております。
皆様も体調にお気をつけください。。。

2017年9月4日

安全研修8月度実施

今月は5日(土)に安全会議を実施しております。
なお、荷主安全担当の方々にも参加いただきました。

安全会議に仕事や私事により参加できなかった場合は、後日作成する議事録を読み、わからないところは質問すると言うかたちで全員に周知しています。
この件について、各運転手さんたちに確認のため、再度周知しました。

荷主様で、指示時間を守らず早着したということでのクレームが有ったようです。
今までですと、延着(指示時間に間に合わなくて怒られる)ということが問題となっていましたが、最近では早く着きすぎていても、卸先の準備が整っていないためにクレーム案件になってしまうとのことでした。

他にも、怪我の案件や製品のラベルについてのケアレスミス、思い込みにより誤出荷などが起きているようで、必ず確認を行うようにとの指示を出しています。

中には、自分で点検時に開け、閉め忘れた点検口に足を踏み入れて受賞などということも起こっていました。これは、弊社の関係する事例に置き換えれば、アオリのロックを解除したのに開かずに放置。そのことを失念してアオリに体重をかけてしまったために当然開いて足首を捻挫するということが数年前に起きています。
このように、途中で放置することによる事故は多く起きているということと、その状態を他の人が外から見た時分かり難い=労災事故を誘発する行動である事を頭に入れてもらうように話をしました。

世間を騒がせているヒアリについても話があり、見つけても触らないことを確認しました。

高速道路を75km/hで走行中、後から走ってきたBMWにものすごい速度で追突されたという事故があったことも周知しています。
これに伴い、安全確認・確保、燃料漏れなどなければ発煙筒、警察への連絡、相手運転手の確認(同乗者の確認)会社への連絡、その前後の状況などを書き出しておく、周囲やぶつかった場所、破損箇所の写メをアップや引き、角度を変えて撮影するなどの行動をと話しました。(慌ててわからなくなったら、とりあえず会社でもとも話しております)

また、熱中症についても話をし、休み明けに体調がおかしくなる人が多いことを伝えています。水やお茶葉の人も、塩飴などでミネラルを補給しないとおかしくなる。

ということで、暑い夏もどこまで続くかわかりませんが、頑張りすぎず、適度に休憩を挟んで作業してもらいたい旨、伝えております。

2017年8月7日

安全研修7月度実施

今回は、一般社団法人 神奈川県トラック協会さんが配布してくれた、災害発生時安全行動キットの配布から会議が始まりました。

一般道や高速道において、揺れを感じた際の対処法や車を置いて避難する際の行動、津波や水害、雪害に対する対応方法が簡潔にまとめられたものとなっています。

また、小冊子として大きな揺れを感じた際に状況ごとに割り振られた番号を辿っていけば対処法がわかるというものもついており、車を置いて避難する際に掲示する緊急避難時放置車両周知カードというものもついていました。


荷主の会議において、産業医から「この時期食中毒が増えるため、気をつけてもらいたい」という話がありました。
特にカンピロバクターとアニサキスについてはこの時期とても増えるため、肉は十分に加熱することや、魚介類は新鮮なものを選ぶことなどが案内され、万が一のときには下痢止めを飲まずに水分補給をするようにとの指示がありました。

客先構内での事故事例では、腰痛やビニールシートによる切創、急ブレーキによる製品のズレ、許可範囲を逸脱した走行によって設備に接触し破損させるなどの事故が起きています。

他にも、追突事故なども起きており、車間距離についてや構内を走行する際の注意点などを話しています。
特に構内については、歩行者優先が徹底されているがゆえ、安全確認をせずにいきなり横断歩道を渡ろうとする人間がいるため、横断歩道付近を歩いている人がいたら、渡ろうときょろきょろしていなくとも注意するように話しました。

先月に引き続き、車両制限令についての話も引き続き行いました。
ちゃんと許可を取得していて、制限内の荷物を積んでいたとしても、荷物の積み方(前荷/後荷)になっていることで軸重がオーバーしてしまうことがあることや、踏み板(重量計測板)でアクセル/ブレーキを操作してしまうと、重心やテコの原理で地面を押し付けてしまって本来の軸重とはかけ離れた数値が出てしまうことを再度確認しています。

また、万が一ETCバーが開かなかった際は、すぐに会社に連絡を入れる旨も伝えました。
その場で停止できない場合は会社から高速道路会社に電話を入れることで、対応してもらえますが、これを怠ったときには不正通行という嫌疑をかけられる可能性があります。

日報について、7月より待ち時間などの記録が義務付けられることに対応し、日報の変更を行い、この説明を行いました。
なお、書類の記入方法については我流となってきている人が出てきたため、見本を掲示しながら修正をお願いしています。

最後に、荷主提供のドライブレコーダー動画を見て、逸走事故の様子を確認しました。
当該運転手は逃げて無事だったようですが、大型トラックがフェンスに激突して停まる様子がうつっていました。
サイドブレーキの確認をすることなど、基本を徹底することの重要性を再度確認しました。

2017年7月1日

安全研修6月度実施

今月は、健康診断の日程などもあり5月27日に前倒しして会議を実施しました。

主なものとして、やはり運送業界で話題となっている車両制限令違反(特に高速道路での荷台からのはみ出しや重量・軸重違反)についての話が多くなりました。
他に、社員用に携帯電話を用意しているのですが、この更新時期となったために、新機種へと変更をしました。

そして、梅雨入りの時期ということもあり、体調管理についての話もしています。

安全に関するものとして、車間距離についての話をしました。
大型車の場合、目の前が見えるためにどうしても前車に近づきすぎるという問題があります。
特に信号待ちなどで停車する場合、大型車側からはそれほど近づいているつもりもないのですが、その前にいる乗用車側からするとかなりギリギリまで間を詰められた感覚になります。
横の乗用車(軽でなければおおよそ4.5~5.7m)を基準に、1台分くらいは空けるようにと指示をしました。

荷主からの情報提供としては、基準を守らないことによる指摘事項が増えている旨があったため、面倒がらずに一つ一つを守っていくようにと伝えました。

ほかに、構内の出入りの際には一時停止すること、吊り荷の下に入ってはならないことはもちろん、吊っている高さの1.5倍は退避しなければならないこと、契約外作業を行わないことや、その要望をされた際にはその旨をこちらに連絡することを伝えました。

他社ですが、道路走行中に乗用車が目の前に急に割り込んできたため、強めのブレーキを踏んだために鋼管が前方にズレたという製品事故が起きたようです。
自分が事故を起こさないのはもちろん、そういった他の車両に起因する事故を起こさないために、予測運転が重要であることを伝えています。

東京で問題になっているようですが、いわゆる”マリカー”の問題についても話題となりました。
公道走行可能なカートを利用して走り回るというものですが、遊園地内のカートと勘違いしているのか、ぶつかろうが急な車線変更しようがお構いなしに暴走しているというもの。
大型車、特にトレーラーであれば巻き込む可能性が高いため、周囲にその姿を確認したら先に行かせることも選択肢に入れるように指示しています。

万が一事故を起こした際には、その接触箇所(傷・凹み箇所)をアップ、引き、角度を変えて写メをとるようにとも指示をしています。
これは、交通事故だけに限らず、製品事故があった場合についても同様で、交通事故であれば保険屋さんへの説明、製品事故であれば荷主様への説明の際に大いに役立ち、それをもとに責任がどこにあるかという話をすることができるからです。

ほかに、客先で保護ポール(入り口わきに、設備保護のために立っているポール)に接触し、客先の方から報告しなくていいと言われたため報告しなかったところ、あとになって問題になったという件についても話しました。
これは、もう決まりとして異常があった際には報連相をすることになっているため、客先から報告の必要なしとされても会社には一報を入れる旨を伝えました。
確かに善意で担当者さんはOK出してくれているのでしょうが、上記のようにあとになってそれが問題になった際には隠したと言われてしまいます。
もし本当に問題がないのであれば、正規のルートとして荷主を経由しての確認をしなければなりません。
たしかに面倒ではありますが、そもそも接触しなければそのような確認をする必要はありません。
接触した以上は、自分の責任のもと、この対処はきちんと行わなければならないわけです。

最後に、とある駐車場にて、荷締機(固縛機器)が盗まれるという事件が起きたようです。
しかも、その機器は、既に荷物を固縛しているものをわざわざ外して持っていっているという悪質なもの。
もし、その事実に気づかずそのまま走行してしまって荷物を落としてしまったら、どんな被害が生まれたでしょうか。
なお、わざわざ使用しているものを外した理由については、使用している=故障していなく使用できるということからだろうというのが、話になりました。

逸走事故なども起きています。
今一度、基本動作について漫然と作業をするのではなく、確認をしてもらいたいところです。

2017年5月27日

安全研修5月度実施

今回の安全会議は、連休及び祝日の絡みもあり4月22日に実施しております。

いつも通りではありますが、荷主様からの情報提供などに基づき、事故事例や安全対策などについての内容となります。
また、待機時間の短縮のためにも、客先入場後1時間たっても入場の案内がない場合や、積込終了後1時間たっても伝票が出力されない場合について、事務所に一報を入れる様に指示を出しています。
(この一報をもとに荷主様へ状況の説明を行い、待機時間削減のご協力を頂いています)

また、とある運送会社にて『台木積み』の指示を受けたにも関わらず実行しなかったために持ち戻りとなった件、他に、安全帯不使用による転落災害などについてもプロジェクタを使用して画像を運転手さんたちに見てもらいながら説明しました。

そして、運送業には直接関係はないのですが過去の事例として修理中の天井からの落下事故(安全帯不使用)や、回転体に袖を巻き込まれる事故などの事例をもとに、安全帯の重要性、基本的に回転体には近づかないことやどうしてもその必要がある場合は袖をボタンドメすることや首からぶら下げたもの(ネックレスやネックストラップ)を外すなどの対策をきちんと行うことを指示しています。

来月は健康診断の日程の絡みもあり、6月度を5月27日に実施予定となります。

2017年4月22日

安全研修4月度実施

今月は人の入れ替わりがあり、応募してきてくれたトレーラーの運転手さんなどが仲間入りしました。

産業医からは放射線について。
3.11があったことから、このたぐいは定期的に話題としているようです。

他には、油漏れやグリスを垂らすことが大きな問題になることを周知し直し、発見時はすぐに事務所へ連絡をするように指示しました。

弊社には直接関係ありませんが、船の関係で揺れとともに扉が閉まって指を挟むという事故があったようなので、同様の事故としては風の強い日にドアが急に閉まる・開く事がある為、風のつよう日にはちゃんとグリップを掴んでドアを開けるように話しました。

他に、高速道路上での追突事故が発生した様で、衝突被害軽減ブレーキ付きの車輌であったにも関わらずノーブレーキで追突。
どうやら機能のスイッチが切られていたかもしれないという話がありました。
トラックには、坂道発進補助装置など色々な機能がついている場合がありますが、これらを『邪魔』と思ってしまう運転手さんが一分にいるようで、これは運転手さんが楽するための機能というより、安全のためについているものであってその目的を履き違えるとこのような防げたかもしれない事故が防げなくなるということにつながります。

安全に関連し、助手席足元の安全窓から歩行者・自転車が見えるように荷物を整理することについても指示しました。

また、荷積みの際に板を落とすという事故も起きたようなので、くどいようですが退避距離をとるか、枠などで囲われた退避場所で退避する旨を伝えています。

そして、確認のサインなどをお互いし合うのですが、これが読めない!という指摘や、特殊車両通行許可が厳しくなったため、今まで以上に通行の厳格さを求められる事、荷主が行おうとしているシステム導入のことやETCの通信エラーによって後日請求された件について、もし気づいたらその場で報告するようになどを伝えました。

なお、行政により求められている指導及び監督の内容に変更があったため、今月からはそれに則った内容も確認しました。

さて、あと1ヶ月でゴールデンウィーク!
皆さんはどこかへ行く予定などたてていますか?

2017年4月3日

安全研修3月度実施

今月は、荷主からの事故多発注意喚起がありました。

幸いにも、弊社では事故が起きているわけではありませんが、車両同士の接触事故や、靴紐を直すためにしゃがんでいた人との接触、ダンプカーが直前に割り込んできたために急ブレーキをし、荷物がずれるという製品事故。
契約外の作業を勝手に行い荷物を落下させて問題になってしまった件などが伝えられたために、同様の事故を起こさぬように運転手さんたちに周知しました。

ほかに、伝票を見「ながら」や、スマホを見「ながら」、携帯で話し「ながら」によるヒヤリハットまたは事故が起きている旨の注意喚起も行いました。

そして、先月の内容とも被りますが、バック時の接触事故が多発しているとのことなので、再度下車確認の徹底、バックカメラ・センサー類の動作確認などを指示しています。

なお、反対車線を知り合いの運転手が走行していたため、びっくりさせようと幅寄せしたところ、された側の運転手さんがびっくりしすぎてハンドルを取られ(当日雪道だったとのこと)、そのまま反対車線側のガードレールにぶつかって亡くなるという事故についても言及しました。
簡単に言えば、余計なことをしない!

普通なら、お互い片手を挙げての挨拶で十分なはずです。
特にダンプの方々に多いのですが、クラクションでの挨拶でも済ますことができたはず。
やった側は逮捕され、やられた側はなくなるというちょっとした記の緩みが起こした大きな事故でした。

積み荷について、荷積みの際や荷降ろしの際、商品の曲がりやサビなどを発見した際には最低3種の写真を撮る旨再度指示しています。
これは、その部位のアップ・引き・角度を変えてと言うもので、誰が見てもその損傷具合がわかるようにと指示しています。
やはり残念ながら接触事故など交通事故がまったくないわけではないため、同様に交通事故があった際にも同様の写真を撮るように指示を行っています。

2017年3月6日