今回はいつもどおりの第1週土曜日に安全研修(会議)が開催されました。
内容はいつもどおりの部分が多いため、省略していきます。
荷主さんの協力会社の中では、この1ヶ月で
・積込(工場)側のミスによる誤出荷→明細と品番をチェックしなかった
・歩行者待ちで停車した車両に追突→グレア現象で歩行者が見えなかった
・バックホーのブームを上げたまま走行して配管破損→積込時に確認しなかった
・位置合わせのラインが2本あると思い込み、2本めが見えてこないと幅寄せしたらぶつかった
・ガードレールに接触し、燃料漏れを起こした
などの事故がありました。
さて、先日トンネル内で渋滞の列にトラックがつっこみ、炎上するという事故がありました。
話を聞いていると、ひとつ前のPAでの仮眠時に寝過ごしてしまい焦っていたこと。
そのうえでオートクルーズ(クルーズコントロール)を作動させて居眠りをし、追従制御のないタイプだったためそのままの速度で突っ込んでしまったこと等がわかってきました。
まず、弊社では時間について(あってはならないことですが)寝坊などで時間が間に合わない場合、会社が運転手に貸与する携帯電話から一報を入れるように指導しています。
これを元に、荷主さんに時間の変更を要請していくことになります。
例えば今回のこの事故、引越便だったようですが炎上してしまいました。
1時間遅くなるのと、事故で燃えてしまうのとどちらがより良い結果なのでしょうか。
「安全は全てに優先する」というスローガンを掲げている以上、ミスの連鎖や事故の芽を摘み取るためにものんびりではなく、適度に緊張感を持って仕事にあたってもらいたいものです。
なお、被害軽減ブレーキの話なのですが、UDトラックスではトラフィックアイブレーキと呼んでいるこの機能、大阪の方でなにもないのに突然機能するという怪奇現象が起きている模様です。
周りに何もないのに突然ブレーキかかったら、運転手さんどれだけびっくりするでしょうか(笑)
どうやら2014年モデルだけで起きているようなので、該当の車輌をお持ちの会社さんはお気をつけ下さい!
いつもなら月始めの土曜に開催するはずの安全会議でしたが、今回は荷主さんからの要請により運転する社員が多くなってしまったため、急遽1週間ずらしての開催となりました。
この1ヶ月の間、こちらに重い責任のあるものではないものの事故が発生してしまいました。
内容としては、片側2車線の右側走行中、左車線を走っていた2tダンプがその先に大型車が止まっていたために無理やりこちらの前に突っ込んできて接触。
他にも、コンビニ駐車場に駐車中、後端部を引っ掛けられてそのまま逃げられる事がありましたが、店員さんがすぐに知らせてくれたため追いかけて無事に”確保”。ちゃんと直してもらいました。
また、事故にはならなかったものの、乗用車で交差点を青信号で進行しようとした所、左から乗用車が進入。
慌てて急ブレーキを掛けて回避しましたが、相手はこちらを一瞥してそのまま信号無視して左折完了。

運転していた方は高齢であったため、もしかしたら信号自体に気づいていないのかもしれません。
こういった高齢者による不安定な運転やスマホを見ながらの徒歩・自転車、更にはこれから入学したての小学生が巷にあふれています。
よって、このようなドライブレコーダーの動画をプロジェクターで見せながら、自分が原因の事故を起こさないことはもちろん、事故に巻き込まれない、予測した運転を心がけるよう指導しました。
特に、信号が青になって発進する際、”突っ込んでくる”交差する車輌があることを
このような交通事故関連だけではなく、相変わらずの労災や製品の品質事故などはまだまだ起きているようです。
結露と思われる製品の水濡れや、正規の手順を踏まなかったために起きた誤出荷が起きている模様。
ほかにも、トラックの道具箱が高速道路を走行中に落下し、後続車に重大な事故を引き起こしてしまったという去年の事故があったため、荷主を通じて脱落しないよう確認の注意喚起があり、再度の確認もしました。

この他に、4月から高速料金の変更がある件、高速道路における軸重の検挙がより厳しくなる件などを伝えました。
すぐというわけではなさそうですが、今現在ETCゲートで計測している軸重計の精度について、20%ほどの幅があったため警告されるのは12tからでした。
が、新型は5%の精度で計れるとのことです。
とはいっても、アクセル・ブレーキによる荷重移動まで検知できるとは思えないので、相変わらず気を使わなければならないのは間違いなさそうです。
早くも2月になってしまいました。
この1ヶ月の間に、荷主工場での転落災害なども起きてしまい、より一層安全に対する意識の向上を続けなければと思わされる一件でした。
他に、交通関係の事故が起きています。
(弊社の事故ではありませんが、いつ同じような事故が起きてもおかしくありません)
荷台で作業をしていたが、後退りしたところ荷台と作業台の隙間10cmに足が嵌(はま)ってしまったとか、バック事故、右左折時の施設損傷などです。
更に、弊社では所有していませんが、傾斜台車と言われる幅広の鉄板などを運ぶトレーラーが作業のために水平にした所、はみ出た鉄板に走ってきた自転車がぶつかるという事故もありました。
(トレーラー側は停車・荷物についての注意喚起表示あり)
公道ではないことや、対策などをきちんとしていたために”お咎め無し”となったようですが、我々も一つ一つ面倒がらずに基準通りに仕事を行うことで、危険の回避などできるものと思います。
このことを各運転手さんたちに伝え、”基本に忠実に”をお願いしました。
また、燈火類については自分が見えるようにする(ヘッドライト)のほか、自分の意志を伝える(ウィンカー)自分の存在を相手から見つけてもらう(すべての燈火類)であるため、スモールやウィンカーなどについて再度綺麗にするよう求めています。
現場の仕事だと泥がかかってしまうなどありうるのですが、せっかく規定通りの運転操作をしていても、それが他の(乗用車などの)運転手から見えなければ不意打ちになってしまいます。
自動車や自転車では燈火類を、歩行者は反射材や懐中電灯などをうまく使い、(確かに自動車や自転車に注意義務はありますが)悲しい結果を避けるためにもその存在をアピールしていただきたいところです。
本年も弊社一丸となって安全に取り組み、輸送の品質向上に努めてまいりますので、よろしくお願い致します。
今年の安全会議は2週めの開催となりました。
社長より、今年の鉄の動きや、それに連動した我々運送業の話、地域のインフラに関する話などがあり、事故など起こさぬように気をつけて貰いたいとの話がありました。
確かに、事業用車両だけではありませんが追突事故であったり居眠りによる側面衝突、落下物による交通規制などが起きており、我々もこういった事故やミスを起こさぬよう、点検・体調管理をしなければなりません。
荷主構内では、屋根の葺替作業中にちょっと届かないからといって安全帯を親綱から外した先で屋根材を踏み抜いて落下したという事故があったようです。
やはり、事故という時はこういうときにおきるものなので、面倒がらずに親綱を移動させる=基本に忠実に作業に当たる事が重要でしょう。
また、道路上の安全確保という観点から、植栽の手入れについて要望していこうという話が出ました。
というのも、多くの方は乗用車しか運転したことがないと思いますが、乗用車と大型車では目線の高さがかなり違います。
ツツジなどの低木と等間隔で植えられた背の高い木々について、乗用車ではその間から自転車などの動きがわかっても、大型車からは木々がじゃまになってきづけないことがあります。
このため、交差点周辺の木々については特にこまめに手入れをして頂く(もしくは植栽を間引いて頂く)必要があります。
また、横断歩道の設置位置を変更できないかという話を申し入れている旨が社長よりありました。
これは、今現在横断歩道は交差点の角から数メートルの位置から設置されています。
これだと、右左折する大型車の斜め方向から歩行者や自転車が接近してくることになり、特にトレーラーについては連結部でトラクターヘッドとトレーラーが曲がってしまうために確認できません。
また、乗用車同様ピラーに隠れて死角になってしまう部分もあります。
しかし、数メートルでも交差点の中心から離してもらえれば、運転席から見れば真横から接近してくる歩行者自転車となり気付きやすくなること、更にはトレーラーとの角度もまっすぐに近づくため、ミラーなどで確認できる範囲となるかもしれません。
ちょっとした工夫で、死亡事故などが減るのであれば、ぜひ実施していただきたいものです。
早いものでもう12月です。
今回は、小職が所要にて安全会議に出席できなかったため、議事録を元に記載させていただきます。
社長より、「みんなに例えば5万円ずつあげるのが平等ではない。仕事を頑張った人がそれに報いる形で多く収入を得るのが平等と考える。」ことや、「女性ドライバーについて荷主さんからの評価も高く、より一層女性の力を活用していきたい。」などの話がありました。
このほかは、結露による製品の水濡れがあった件など荷主さんでの注意事項を確認。
特にCSQA事故と呼ばれる分類では、その積み荷の特性を理解し、車輌の前後左右への動きを考えた固縛の必要性を説き、わからないことは経験者に聞くこと、わからないことを理由として手抜きをしないことなどを指示したようです。
荷主の協力会社において、契約外作業(”乗り渡し”なのに玉掛けを手伝う必要があるなど)における労災事故の問題などから、契約外作業をせざるを得ない荷降ろし先や、契約内であっても危ない作業について報告をあげるように話がありました。
交通事故について
事故は相手や自分だけではなく、その周りの人々の人生も変えてしまうことにもなるため、くれぐれも事故を起こさないよう漫然と運転するのではなく、周囲に気を配り、適度な緊張感を持って運転してもらいたい。
以前、乗用車対トラックで、お互い大した怪我もなかったため乗用車が現場を離れた。
その後トラック側運転手が一応警察に電話し、パトカーが来た際に警官から「首や腰が痛くないか?」と聞かれたため、その運転手が「そんな気もする」と答えた事で”ひき逃げ”または”当て逃げ”として乗用車側運転手が逮捕という事もあった。
事故を起こしたら、その大小にかかわらず警察に電話をし、けが人がいる場合は救急車も手配すること。その上で管理者へ連絡し、同時に周囲の安全に配慮する
12月も、無事故無違反で健康に気をつけて過ごし、新年を迎えましょうとの話がありました。
今月も安全会議を実施しました。
相変わらずの指示事項順守せずという事故や、コイルを交差点で落とす事故等が発生しています。
年末も近づき、夕暮れが早まっており、人々の服装も暗い色の上着が増えてきているため、気をつけてもらいたい。
また、空気も乾燥してくるため、火の取り扱いについても注意してもらいたい旨会議で伝えました。
会社としては、一発で車庫に(納品先指定場所に)入れることが運転が上手いのではない。
任された荷物を、その状態のまま指定された場所に指定された時運搬することができて事故がないのがうまい運転。
そのトラックの仕様によっては、見た目似たようなトラックが以前入ったとしても、指定場所に入ることができないということもありえます。
よって、自分の車輌では入れないと判断したら、管理者にすぐ連絡し、その旨説明するように指導しました。
これで、荷物を下ろせなかったのが下手くそなわけではありません。
事故や商品破損によってより時間や労力がかかる状態にしなかった、ほめられるべき事象です。
(もちろん、10人中9人が入れられるというレベルで連絡してきた場合は、そのトレーニングをすることになりますが。。。)
弊社運転手についての件ではありませんが、一般的にウィンカーを出すタイミングが遅い車が多いように感じているため、弊社運転手さんたちにも注意喚起をしました。
これにより、すり抜けをするバイクを引っ掛けることや、自転車を巻き込むことを防止することができる可能性が少しでも減らせるものと思います。
転落防止設備があるにも関わらず、その隙間から転落するという事故が起きています。
現在では、その改良バージョンを荷主さん側で考えていらっしゃるようですが、安全設備に頼った行動はしないように指示をしました。
というのも、弊社ではバックセンサーをほぼすべての車両に取り付けていますが、バックセンサーだけですべての後方の障害物を察知できるものではありません。
また、センサーがあっても思い込みがあると役に立ちません。
やはり基本は自身の目による目視が重要です。
例えば、駐車してしばらく後、出発するには前に停まったトラックが邪魔。
そこで数メートル下がろうとした際、駐車中に後部に停まった乗用車に気づかずバックしてしまい、いわゆる逆突という事故を起こした件などが事故事例として上がっています。
トラックの車幅は2.5Mあり、運転手の気づかぬうちに後続の車が停車した場合、影に隠れて全く見えません。
こうなると、センサーやカメラによる認知も考えられますが、出発前に一周すればまず間違いなく気づけた内容です。
今回は、耳の保護についても話がありました。
騒音の大きい職場で働いた場合、歳を重ねるに従って聴力が大幅に落ちてしまうというものです。
運ぶ商品によっては、大きな音がする積み場などもあるため、弊社では耳栓なども用意して備えております。
なお、一度音を聞く細胞が壊れてしまうと再生することは今のところありません。
みなさんも、モスキート音については聞いたことがあると思います。
そこまで周波数の高いものでないとしたら、猫よけの高周波発生装置等がありますが、みなさんは聞こえますか?
ここ川崎で、ふと思いつくのはラゾーナ川崎プラザの各入口に設置していると思われる、高周波発生装置です。
担当者は聞こえますっ!
毎回自動ドアを通る際、「ピキーッ」というか、「ピュィー」という様な音が人が通るたびになっており、非常にうるさいです。
モスキート音は・・・聞こえません。
今回は、弊社の加盟する川崎中央トラック運送事業協同組合さんの会議室を借り、通常会議~神奈川県自動車交通共済協同組合から講師を招いての安全運転講習及び、神奈川県自動車交通共済協同組合の運転操作検査機を搭載した「つばさ号」による運転操作の診断を行いました。
荷主さん主催のバック競技会(トレーラー)において、弊社運転手が1位を取ることができました。

※運転手氏名及び、荷主様の氏名については編集いたしました
これは、会社にとっても名誉あることなので、当該運転手に対して会社からも表彰がありました。
事故などについて
相変わらずサビやニズ濡れ等の事故が多発している模様。
ショット材と言われる板は、1滴の汗ですぐにサビが浮いてくるほそ水分にシビア。
また、垂らしてしまった水分を拭き取ろうとすれば、水分をこすりつけることになりサビの範囲が極端に広くなる。
万が一の時は上から押さえつけるように水分を吸収しなければ、広範囲にサビが出てしまう。
ショット材にかぎらず、今までやったことのない仕事の時は、既に経験のある運転手や管理者に聞く・確認をする。
立会者に指示を受けることなどを話しております。
運転手本人はちゃんと固縛をしたつもりでも、隣の車線から急に車線変更した乗用車を避けるために急ブレーキを踏んでしまったトラックの荷物がずれてしまうという事故があった模様。
車間をあけた運転などにより、自分が原因の急ブレーキをしない運転をするのはもちろん、他車からの進路妨害などによるものであっても多少のブレーキでは荷ズレを起こさないよう、その荷物にあった固縛の方法を考える重要性についても話しています。
契約外作業について
荷物の受け渡しについて、「乗り渡し(車上渡し)」や「卸渡し」「配付渡し」などがあります。
下ろすのが配達先の「乗り渡し」、下ろすのを手伝うのが「卸渡し」(何故か下ろすを卸すと表記することが多いようです)、卸す際に分別しながら指定された場所に分けていく「配付渡し」などがあります。
この時、契約では乗り渡しなのに、実際には卸渡しとなっており手伝わないと後回しにされたり、人を配置してくれていないため卸すのに何時間もかかるという配達先があるのも事実です。
そこで問題になるのは、もちろんお金の事は出てきますが、それ以上にその時にもし何か問題があった時に誰が責任を取るのかということです。
問題とは何か。端的に言えば労災事故や荷物、機器の破損です。
配達先の中には、「運転手の自分の意志で手伝っており、御社にはご迷惑をお掛けしません」などの文言の入った書類をあらかじめ作成し、運転手にサインさせ、サインしないと後回しにする(または卸させない)と言った配達先もあるようで、立場の弱い運送屋としてはその事実を荷主に報告し続けることしかできません。
ほかに、荷台からの転落や助手席においてあったものが落ちそうになって目をそらして接触事故、バック事故、台木に躓いて腰椎骨折、固縛規程違反等が起きているとの注意喚起が報告されています。
作業服の乱れや、安全靴の完全使用(運転中を除く)、作業中のくわえタバコ、鉢巻などについて今一度「ダメなものはダメ」と確認しています。
ほか、マイナンバー対応で必要な書類であったり、事務の関連を伝えて安全運転講習、つばさ号となりました。

なお、当日及び翌日、川崎マリエンにて行われた川崎みなと祭におけるトラックの死角体験のために、弊社トラクターヘッドを2日間に渡り貸し出しました。
一般の方にはなかなか触る機会のないトラクターヘッドの運転席に乗っていただき、見えない範囲があることをみてもらうことができたと思います。
トラック運転手が気をつけるのは当たり前ですが、歩行者、自転車などみなさんもトラックとはどういうものかを少しでもご理解いただき、お互いに事故のない社会を目指したいと思う1日でした。。。
今月も、いつもどおりの安全会議を実施しました。
だんだん気温も下がってきましたが、他社において熱中症の事例が報告されているため、気温だけではなく、湿度と作業の内容によることを再度伝えました。
弊社車輌には、あまねくバックセンサーを取り付けているのですが、中には故障してしまったり、もげてしまったものもあるようなので、各自報告をあげるように指示しました。
こういうのって、意識しないと意外と気づかずに動いていないことってあるんですよね。
大型車には、燃料タンクが2つ付いているものがあるのですが、実はタンク間のパイプにコックがついています。
というのも、片方に給油し終わり、もう片方に給油する間にこのパイプを通して満タン側のタンクが減って(移動して)しまうわけです。
また、坂道などで燃料が移動し、溢れ出ることもあるわけで・・・
このコックの締め忘れというのは、このように意外と面倒なことを起こしてしまうことがあります。
ほかにも、燃料タンクの蓋ですが、乗用車と違って3本の爪を引っ掛ける形状をしています。
このため、しっかり締めないと爪2本でしか引っかかっていないことがまれにあり、生じた隙間から燃料が漏れてしまいます。
荷物の積付けについて、みなさんは急発進と急ブレーキ、どちらに重きをおいて固定すればいいとお思いでしょうか。
当然急ブレーキですよね。
急発進はアクセルを開けなければいいだけのこと。
ブレーキだって強く踏まなければいい・・・訳にはいかないですよね(笑)
自分が原因の場合は当然車間距離をあけるとか、漫然運転をしないとか対策のしようはありますが、歩行者の飛び出しやバイクが目の前でコケた!とか、前を走る車のタイヤがバーストした時などは、危険回避のためにも急ブレーキをせざるを得ません。
そこで、後から前方向に引張る事で、発車時にかかる後方へのGだけでなく、前から後ろ方向へ引っ張る・押し付けることで急ブレーキによる前方向へのGに対応しなければなりません。
今回、事故を起こしてしまった運転手さん(弊社ではありません)は、頭(上部)は押さえていたものの、高さのある荷物で足元を固めきれていなかったため、荷物かコケてしまいました。。。
その荷物の特性を理解し、倒れる・転がる・落ちる・曲がると言った挙動に対する固縛を行わないと、最悪死亡事故につながります。
お酒について。
飲酒運転という話ではなく、お酒の体への影響について、特に依存症についての話をしました。
運転手の中には、毎日500mlの缶ビールを飲むという人もいますが、実はこれ、依存症の第一歩かもしれません。
点呼時のアルコールチェックでは0.00mg/Lと出ますので、それ自体は直接仕事に影響ありません。
しかし、何かの拍子にその飲む量が増えたとき、一気に依存症へと落ちていきます。
一般的な手の震えなどはだいぶあとの話であり、早く依存症から抜ける努力をしないと、肝臓もろとも人生も危なくなります。
なお、麻薬と一緒で完治することないみたいですよ。
日常点検の項目は日報にも表記があり毎日実施してもらっているのですが、トレーラー用の日常点検項目を記載した用紙を手に入れたので、トレーラー運転手たちに配布しました。
トラックと違い、連結部やトレーラの駐車ブレーキなど特徴的な機構がありますので、各部のチェックと注油を忘れずに行ってもらいたいところです。
今月は1日、安全会議を実施しました。
しかしほんとうに暑い!
7月3週目辺りから晴れが続き、4週5週目には最高気温が33度から34度、最低も25度以上の熱帯夜が続いていますね。
皆様もご自愛ください。
会議としては、基本的なことではあるのですが、挨拶をしましょうとか、最近鉄鋼関係は仕事が少ないので、なんとか仕事を取ってこれるように手を尽くすので、運転手さんたちも対応をお願いしたいというものです。
また、夏場のこの暑いせいでしょうか、ケアレスミスが多発し、細かい事故が荷主様の構内で起きているようです。
弊社としては、無理せず余裕を持って対応し、車間距離を倍とろうと話しました。
なにせ、事故は自分が悪くても、もらい事故でも事故でいいことは何もありませんから。
この他にも、同様にケアレスミスになるのでしょうが、”ながら歩行”や”ながら作業”での怪我などが増えているようです。
スマホいじりながら歩いていたら躓(つまづ)いた
書類見ながら階段を降りていたら足を踏み外した
機器の画面を見ながら荷台を歩いて凹みに足を取られて足首捻挫した
荷物を手に持ったまま(前が見えない状態で)階段を登ったら、最後の一段が実はなくて実在しない階段を踏み外して転倒
など。
みなさんも、特にスマホをいじりつつの自転車を運転等、やりがちですが気をつけなければならないことだと思います。
あとは、傘さしながらの自転車運転とかもですよね。
すぐに事故にならないかもしれませんが、いざ事故になるとお互い痛い思いもしなければなりません。
WBGT計だと、10時の時点で31度を超えているようです。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
(環境省熱中症予防情報サイト)
一度熱中症になると、その夏の間また熱中症になりやすくなるとも聞きます。
なにやら、疲労の蓄積から体力が落ち、免疫力も落ちているとか。
無理せず、休憩をこまめに取り、水ではなくて塩分なども補給し、この夏を乗り切りましょう・・・
しかし、ほんとに暑いですねぇ。。。
子供の頃はこんなに・・・
あ、いや、なんでもないです。
今月は、通常通り7月の第一土曜に安全会議を開催しました。
梅雨に入り、天気のぐずつきが気になる今日このごろ、気温の変化も激しい。
そこで、結露によるサビなどの製品事故を起こさないように気をつけてもらいたい。
先日、修理したはずのトラックが、駐車場に戻ると油が漏れていたという事があったため、運転手各人も、一回り点検の確実な実施はもちろん、エンジン下を覗き込むなどもう一歩踏み込んだ点検をお願いしたい。
この他にも、相変わらずバック事故が多発している模様。
自転車が基本的に歩道ではなく車道を走行するようになるため、もし倒れても巻き込まないように安全な距離を保って走行。
ルールを守ることは運転手さん自身を守ることです。
そのためにルールが有ります。面倒がらずに基本を守ること。
軸重違反について
※乗用車ですとあまり馴染みがないかもしれませんが、車の大きさには決まりがあり、その一つとして一つの軸(乗用車で前なら操舵軸、FR車のリアは駆動軸)にかかる重さが10tまでという決まりがあります。
この軸重違反については、他の会社さんでも多くの警告をもらっている。
かくいう我々にも、数件もらっているのも事実。
これは、通行許可をもらい、この範囲内の荷物を積んでいるにもかかわらず・・・です。
道路公団さんに問い合わせをすると、「動態計測のため、ばらつきが出ます」だそうで。
これに対する対処法は、ETCゲート前にあるアルミの踏み板を、加減速なく低速で通り抜けることだそうです。
結局、加速するとリア荷重になり、減速するとフロント荷重になる。
このため、かなり軽い荷物を積んでいる業者さんでもこの警告書が発行されているようです。
なお、我々もコンプライアンスを守るべく「車輌のどの軸が違反してオーバーしているのか教えてほしい」旨を伝えたのですが、今のところそういったシステムになっていないのでできないとの返答でした。
上記の、走り方の問題のほか、当然積み方として前荷なのか、後荷なのかということも関係してくることです。
適正な荷の積み方、走行について惰性で通行するなど、対処を考えつつこういった問題を起こさぬよう、頑張って行きたいと思います。