今月は3月にもお世話になった神奈川県自動車交通共済協同組合さん協力の下、通常の安全会議の後に運転者講習会を実施しました。
まず会議において、今月は荷主安全担当の方にもご参加いただきました。
やはりこの暑さで熱中症による体調不良、それが原因と思われる事故が増えているようです。さらに今月はお盆の長期休暇があります。
長期休暇後というのも体調を崩しやすいため自己管理の徹底や熱中症対策の周知、体調が悪いときは決して無理をせず休憩を取るように伝えました。
荷主関係先でバック事故が数件起きているようです。いずれも誘導者を過信して下車確認を怠ったり確認不足によるものです。必ず自分の目で何度でも下車確認や指差呼称を行うよう指示しました。また、車両左折時の巻き込み物損事故もあり、同じような状況で過去に死亡事故も起きているためスピード・一時停止を守り無理な運転はしないよう話しました。
荷主の産業医さんから今月は歯の健康についてのお話がありました。歯周病というのは全身の病気の危険因子だそうです。加齢によって免疫力はどんどん低下していきます。今までと同じケアではなく今まで以上を心がけなくてはなりません。食後は必ず歯を磨くのはもちろんの事、フロスや歯間ブラシも併用し歯ブラシは1ヶ月を目安に交換することも大切です。
加齢による免疫力低下の話が出ましたが、これは免疫力だけではなく体力・判断力も落ちていきます。運転手の皆さんにも自分を過信せず年齢を受け入れて慎重な運転をするよう伝えました。
なお、運転者講習会ではセフティ・テストやコメンタリー運転の実行について勉強しました。